ヒョウタンからナマズ!!








今日は最後まで瓢箪ナマズで、勝利をつかめず。
藤川のヒョウタンには当たらんかったのになあ。。  
   残念なり(*ω*)


 大津絵に「ひょうたん鯰」という
定番の図があるのを知っていますか?
 丸いひょうたんでぬるぬる鯰を押さえるのは猿知恵だ!!
人の心をつかみにくいなあということを表した絵です。

 京都市右京区花園にある「正法山妙心寺」の退蔵院には、
室町時代の禅僧“如拙 じょせつ”が描いた
 国宝水墨画「瓢鮎図」があります。

 なまずなのに「鮎 あゆ」って字のまちがい??
 実は鯰という字は日本独自の漢字で、中国ではナマズを鮎と書くのです。
「円滑な瓢箪で
  ぬるぬるしているナマズを捕まえるには、どうしたらよいか?」
   との禅の問いを絵にしたものなんです。

 大阪市城東区に地名には残っていませんが「鯰江」というところがあります。
鯰江という地名は、
 ナマズがよく捕れた鯰江川(今は道路に)から
             来てるとか、
 豊臣秀吉の武将・鯰江備中守が
   川を掘り開いたからとか
諸説あるんですが、
ウナギエでなくナマズエです。

 幕末期の江戸の大きな地震の後
「鯰絵」がたくさん描かれました。
 ナマズが暴れると地震が起きるという
       ウワサのようですが、
 今でも防災に関する研究所には
  ナマズが飼われていたりするので、やはりナマズの仕業ということ??

 ちなみにナマズ地震博士の
  京大防災研究所地震予知研究センターの川崎一朗 さんは、
               この鯰江出身やそうです。

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