みむろどうのあじさい

三室戸寺の 紫陽花 は まさに満開でした!! 50種・1万株…ピークは過ぎているとか、 でも十分に楽しめました(・ω・)v 杉木立の間のムラサキは、 源氏物語絵巻ゆかりの宇治 らしい。 日本は総じて酸性土が多く、 温暖で 多湿性気候 にピッタリというわけ。 アジサイは日本原産なのですが、 なぜか一時期1,000年ほど、 興味を示してもらえなかった存在なのです。 開花してからも花の色が変わっていく、 ってことが「 移り気 」とか「 不道徳 」?? アジサイの名は、「藍色が集まった」を意の 「 集真藍 」 (あずさい) から転じたとの説が、 中国大陸では別種なのですが、 近代以降では「紫陽花」と綴られます。 平安時代に編纂の日本最古の辞典 『 倭名類聚抄 』には、 和名「 アズサイ(安豆佐為)」 として登場。 朝日新聞の2009年の投票では、 日本一のアジサイの名所の 全国第3位 。 ちなみに・・・ 1位は箱根登山鉄道(神奈川県)、 2位 明月寺 (神奈川県)です。 4位 矢田寺 (奈良県)、 5位 六甲山・摩耶山一帯(兵庫県) なんだそうですよ。 最近では 「 ハートマークあじさい 」なんてのが、 ちと評判になっているらしいですよ。 見つけられなかったというか、 わかんなかったけども。 あじさいのピークは 終わりつつありますが・・・ 本堂前の ハス がそろそろ見頃。 少し早起きして、 開ききる前に訪れたいものです。 三重塔近くには モミジ葉 もありますから・・・ 紅葉のシーズンもよいようです。 「山吹や宇治の焙炉の匂ふとき」 (やまぶきや うじのほいろの におうとき) 芭蕉の句碑・・・ 宇治は山吹の名所である上、 茶の産地でもあります。 茶の焙煎のさかりになると、 きっと茶の匂いが立ち込めるのでしょう。 山吹には匂いがないのだそうです。