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阪急七福神めぐり〜 萩の寺 東光院・毘沙門天

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阪急七福神めぐり のラストは、 毘沙門天 の萩の寺の 東光院 さんへ、 駅電飾は一番デカかったデス。 曽根という駅もはじめて降りた。 毘沙門天は、 仏法の 守護四天王 のひとつ。 阪急七福神めぐりで、 ここが唯一拝観料がいるのがココ、 境内には歌碑がずらりとありました。 こちら 相馬虚吼 の句碑 「雛の座にカチカチ山の屏風哉   登山口道に画きて教えけり  放屁虫貯へもなく放ちけり   飼い犬を甘ったらかす火燵かな」 こちら硯石に刻した 正岡子規 「ほろほろと石に  こぼれぬ萩の露 子規」 もとは 大坂豊崎の里 、 いまの北区中津にあったそうで、 「南の四天王寺、北の東光院」と 並び称された格式ある古刹だったとか。 境内にある 東照閣仏舎利殿 は、 元川崎東照宮の本地堂、 扁額には葵の御紋。 二代将軍徳川秀忠公の 上意を請けた 大坂城主 松平忠明により 創建されたもの。 実は… 大阪天満宮境内 星合池 に、 今はここに遷座の碑石があります。 明治6年(1873)に廃社されたのち、 その神輿蔵だけが天満宮に 移築されてきたそうです。 軒丸瓦には葵の御紋が残ります。 そして… 東光院の山門をくぐる参拝者に 微笑みをなげかけるのは 「 魯山人観音 」。 北大路魯山人 の「星岡茶寮」、 1935年に大阪店が開店したのは、 阪急曽根駅前 だったそうです。 豊中五勝の一つである萩苑を 「 萩露園 」と命名したのも魯山人。 この像は「 愛・地球博 」のときに、 改めて模刻されたもの。 いまも 萩の名刹 を守っています。 帰り道にであった 延命橋 の 子どもたちのモニュメント。 初代は阪急電車レール二本を用いて 東光院が架けたものだそうです。 もともと池だったところは公園に… でも物思いふける姿、 なんか曰くつきのよう(TOT) 萩の寺 東光院・毘沙門天  曽根駅下車 北へ300m

阪急七福神めぐり〜 圓満寺・福禄寿

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頭に単身で髭をたくわえ、 鶴を従える福寿を司る神様、 その名も 福禄寿 。 大阪モノレールの駅もある 蛍池駅より… 行基 の 開基によるが、 いまは曹洞宗のお寺、 山号は 延年山 。 道教に伝わる 3種の願い、 幸福 ・封禄・長寿 の三徳が 具現化した神像が福禄寿になったと。 幸福 とは、血のつながった 実の子に恵まれる事。 封禄 は財産が増えて 豊かになる事、 長寿 はその名のとおり。 行基開祖だけあって、 菊水 に 菊 の紋が見られました。 この附近の 新免の庄 を 中心に建立された 大伽藍・ 金禅寺 の 一宇だったそうです。 七福神といえば 寳船 。 その乗り順というか、 席順はほぼ決まっています。 わかりやすく言うと 人気順 。 前列中央に弁財天を配して、 その左右に大黒様、恵比寿様を 座らせるものが多いですね。 昆沙門天、布袋尊、 福禄寿、寿老人は後列に。 寿老人と見間違うのは、 もともと一柱とされる ことが あるからだそうです。 圓満寺 福禄寿  蛍池 駅 東南へ200m

阪急七福神めぐり〜中山観音・寿老人

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腹帯の 中山観音 へ 腹帯には縁がなかったので、 はじめてのご参拝。 山門には・・・ 仁王像の阿吽 が。 徳川家光 により建立されたのは 正保5年(1648)のこと。 山門とともに 奉安されたとか、 胎内の木札には 発願者や 仏師、塗師 (ぬし) 、絵師などの名も 連ねられていたそうです。 彩色が往時の姿に 蘇っておりました。 木製の獅子。 こちら狛犬。 弁柄漆 (べんがらうるし) のみの仕上げ。 妊婦さんのお参りが多いので、 石段の横には エスカレーター 。 その傍「 寿老神堂 」に 寿老人さまがおられます。 子育地蔵さまの前、 御厨子に寿老神。 寿老神は、 仙人の風貌を持つ 中国・ 宋の人。 南極星を 精とした化身だそうで、 別名・ 南極老人 とも 呼ばれてます。 こちらは「閻魔堂」 本堂の装飾彫刻は、 極彩色で彩られれていました。 ここにも 大黒天 さん、 ちょっとユニークなお姿。 聖徳太子の創建 によると伝わる、 わが国最初の観音霊場。 安産の寺として 大いに賑わっておりました。 中山寺 寿老人  中山観音駅 北へすぐ 

阪急七福神めぐり〜清荒神・布袋尊

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清荒神 というのは通り名、 正式には真言三宝宗の 総本山「 清荒神清澄寺 」。 ウチには 三宝さんの神棚 があるから、 ずっとお札をもらいに来てたけど、 阪急で来たのは初めて。 参道には他人とは思えない お姿あちこちに。 祓禊橋 (みそぎばし) を渡って。。。 参道にはいろんな露店がありました。 蓬莱山 の扁額がかかります。 本堂前には三宝荒神王の 眷属 の「 布袋尊 」さん。 眷属とは従者のことで、 お稲荷さんだと狐さんです。 こちら伏見人形の布袋さん。 福をたくさん授かるようにと、 年々大きな布袋さんをいただくとか。 7年目で一巡 するのですが、 不幸事があったときは、 1年目に戻るのだそうです。 布袋和尚は唐代の聖人なのだそうで、 名を 契此 (かいし) というとか。 背負う袋は日用の身の回り品や 施しを受けたものなどを いれておられるとか。 悠々自適として、 人々の願いを占い導かれるとか。 こちら「 荒神影向の榊 」 こうじんようごうのさかき と読みます。 そこにある お賽銭をいただいて帰り、 次回参詣のときに 倍にして お返しするという 風習が伝えられています。 10円を戴きました。 そして、本堂へ こちら なでぼとけ の 「 おびんずるさま 」。 十六羅漢の第一で、 涅槃に入らず 衆生救済につとめてられおられる 賓頭盧尊者 。 日本ではいつの頃からか 外陣に置かれ、 像を撫でると病気平癒とか。 ものすごい行列で、 撫でさせてもらえず( ; ; ) 帰りは 清荒神市場 をぶらり。 次は「20円」を持って 訪れる予定です!! 清荒神清澄寺 布袋尊  清荒神駅 北へ1キロ