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ヨコハマは雨⑤ 洋館めぐり〜ハマのJQK

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横浜の ジャック と クイーン 、そして キング 。 トランプの絵札の塔がある。 それぞれに個性的な出で立ち。 「 ジャックの塔 」と呼ばれているのが 「 開港記念横浜会館 」。 赤レンガと花崗岩のコントラスト、 若々しさみなぎるフォルム。 ♡♢♤♧にはそれぞれ意味があり、 「ハートは愛」「ダイヤはお金」 「クラブは知識」「スペードは死」。   ジャックのハートは深い興味を示し、 ダイヤは正面を向く。 知識にはそっぽを向き、死には嫌悪感。 クイーンの塔 は「 横浜税関庁舎 」。 イスラム寺院風のドームに クリーム色のスクラッチタイル。 赤レンガ倉庫あたりから見ると。。。 クイーンの後ろ手にキングが… トランプのクイーンは「愛・お金・知識」は それぞれ意識はしているが、 おもむろに真横を見るようなことはしていない。 「死=スペード」でさえも顔を背けてるものの、 ジャックのように真横を見るほどではない。 やはり女の人ってすごいなぁ〜〜。 ハマの キングの塔 は「 神奈川県庁本庁舎 」。 帝冠様式の国風 (くにぶり) の質実な構えに、 塔頂に相輪を頂いておる。 褐色な スクラッチタイル が風格を漂わせる。 で…トランプのキングは??? じっくり見ると ハートのキングだけヒゲが無い。 王でも若い王なのかも ... ダイヤは真横に向き真剣に見つめている。 トランプの話は「 トランプの名人 」の ホームページを参考にしています。

ヨコハマは雨④ 情報はどこへ?日本新聞博物館

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「横浜商工奨励館」は 現在 横浜情報文化センターとなっており、 その一角にあるのが「 日本新聞博物館 」。 実は横浜市は日刊新聞発祥の地でもあるのです。 明治3年12月(1871年1月)に創刊されたのが、 日本初の日刊新聞「横浜毎日新聞」。 それまでの冊子型新聞とは違って、 洋紙を使い活字で両面印刷したもの。 近代化の波が押し寄せるとともに 多くの新聞が創刊されました。 「八重の桜」で近頃登場している 同志社で学んだ 徳富蘇峰 (とくとみ そほう) も 1890年 2 月に『国民新聞』を創刊しています。 昭和になって軍部が台頭すると事情が一変。 5.15事件までは 反骨ジャーナリストがいたようですが、 情報局が一県一紙を目指す新聞統制... 情報が歪められ さらなる泥沼に入っていきました。 敗戦後 ふたたび新聞が市民の手に... 茶の間にラジオも戻ってきて... そして動くニュースが 手元に届けられるようになりました。 さらに電信技術は飛躍的に発展。 進歩は光のごとく進み、 新聞に“新鮮さ”が失われていく時代に... 朝の通勤電車でもほとんど 新聞を広げる姿を見かけなくなりましたね。 文字と写真を発信でき、 “みんなが記者”になれる時代。 特に新聞広告にも変化が… 週刊誌のタイトル、健康食品、 最近では一般紙でも“みなぎる精力”なんて 広告が踊っているのですから( ;∀;) さらに広告収入が減って、 新聞とかテレビとか見る層が限られると... 読者の変化が逆に情報の偏りを 産んでしまうかもしれませんね。   『手塚山新聞』の 広告ページをつくってみました(笑) 

ヨコハマは雨③ 洋館めぐり〜横浜商工奨励館

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去年の「 ハマの洋館めぐり 」では 内部をみることのできなかった 「 横浜商工奨励館 」。 ナイターだったので時間の余裕があり、 中を見てきました。 玄関を見上げると モザイクの天井の明かり 。 正面玄関をはいると... 2階へとつづく階段。 石のてすりはアール・デコ風 と 呼ばれる曲線が連なる。 漆喰彫刻が施された梁やアーチを 太い化粧石張りの柱が支えていました。 床は モザイクタイルがドット感 を印象づける。 踊り場から見ると 光の差し具合がちょうどよい。 貴賓室には和風の 豪華なシャンデリアがあるらしい。 こちらは2階にあるカフェ 「 CAFE de la PRESSE 」。 古い褐色のテーブルと 白い漆喰塗りの壁と天井。 そのコントラストが独特の 落ち着きを作り出していました。 通りに面して開かれた窓を見やると、 ハマのキング「 神奈川県本庁舎 」 帝冠様式の塔。 「横浜商工奨励館」 →横浜情報文化センター 建築年:1929年(昭和4) 構造:鉄筋コンクリート造り4階建て、地下1階 設計:[旧建物]横浜市建築課(課長:山田七五郎) 所在地:横浜市中区日本大通り11 ファサード保存 【横浜市認定歴史的建造物・近代化産業遺産】

ヨコハマは雨② 洋館めぐり〜日本郵船横浜支店

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ヨコハマ洋館めぐり は2012年以来。 その時おとずれることのできなかった 「 日本郵船横浜支店 」へ。。。 現在は近代日本海運の歴史をたどることの できる日本郵船の社史を中心とした博物館に。 コリント式の円柱 が16本ならぶ。 列柱のすがたは優雅そのもの。。。 50メートル近く続いているので、 カメラに収まりきれなかった。 列柱以外には外観にこれといった装飾がない、 そのことがかえって世界有数の船会社の 風格を感じさせていました。 日本郵船 は明治18年(1885)創業。 わが国初の遠洋定期航路を開き、 氷川丸など持ち船の煙突に描かれた 2本の赤いライン「 二引き 」が いまなお世界的にも知られています。 内部の撮影はできなかったのだが。。。 執務室であった館内には、 天井の漆喰彫刻や櫛型アーチなど みどころ満載でした(・ω・)v 正面右手の入口の窓ガラスは、 船の舵輪をおもわせる模様 。 かつての窓口の木枠も 時代を今に伝えていました。 「日本郵船横浜支店」 →日本郵船歴史博物館 建築年:1936年(昭和11) 構造:鉄筋コンクリート造り3階建て 設計:和田順顕建築事務所 所在地:横浜市中区海岸通3-9

ヨコハマは雨① 日本丸へ

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ハマスタ観戦した翌朝は雨でした。 「 日本丸 」の周辺は人影なく... 雨模様の横浜案内にお付き合いください。 汽車道から トラス鉄橋 も雨で濡れていました。 横浜ランドマークタワーをバックに。 青空だともっとキレイだろうな。。。 「横浜マリタイムミュージアム」として 2009年4月にオープンした 「 横浜みなと博物館 」。 展示室そのものは撮影禁止なのですが、 エントランスホールからパチリと... ジオラマは 黒船来航 のときのシーン。 「横浜港の歴史」とかタンカーのこととか。 動く模型は大人でも面白いものばかり。 せっかくの日本丸のデッキを見るので、 雨のやみ間を待っていたが雨脚緩まぬまま。。。 舵輪 あたりもぬれたまま。。。 帆は年に10回ほど広げられるらしい。 すべての帆をひろげる 「 総帆展帆 」 (そうはんてんぱん) は、 次回は週末の日曜日10月27日とか。 天候で変更もあるからぜひ週末には 天気が回復することを祈りたい。 いよいよ船内へ 「日本丸」は1930年に建造された 「東京高等商船」と「神戸高等商船学」の 練習帆船として1984年まで活躍。 地球を45.4周する航海したあと、 ここ横浜船渠第一号ドック に 1985年4月より 停泊されています。 船内にはところ狭しと船室が並びます。 食堂とか… こちらは「第一教室」 「船長公室」はやはり立派。 スヌーピー船長??? こちらは「船医室」 「実習生室」は2段ベッドがいくつか。 「 士官サロン 」のテーブルとイスは 床に固定してありました。 天井には美しい 帆船・日本丸のステンドグラス 。 そして北斗七星、そしてオーロラと北極星。 南十字星にさそり座も見守っていました。 通信長室には初期のファクシミリ受信機。 古きよき時代を思わせる 船内みれてヨカッたです。