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熊本の桃山式回遊庭園〜水前寺成趣園

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実は熊本を訪れたのは、 今回が2度目でした。 前回は 福岡ドーム交流戦観戦で、 太宰府も唐津も回って… ナイター前にトンボ帰りで 熊本城だけ を見ようと… お城から駅までのタクシー… 「もう帰るのかい?  水前寺公園は見たか?」 半ば強引に連れられたのが ココでした。 桜咲く写真ですから、 鹿児島・熊本の旅から 早3ヶ月です… 記憶を甦らせつ〜〜 正式には「 水前寺成趣園 」、 陶淵明 の詩 「帰去来辞」の一節 「園日渉以成趣」にちなむ。 ちなみに… 陶淵明 (とう えんめい) とは? 中国,東晋・宋の詩人。 役人生活の束縛を嫌って彭沢県県令を 最後に「帰去来辞」を賦して辞任。 以後 故郷に帰って酒と菊を愛し、自適の生活を送った。 平淡で自然な表現を特徴とし、古来日本でも愛好された。 阿蘇伏流水 が湧出して作った池。 桃山式回遊庭園で、 東海道五十三次 の景勝が 模されています。 「湧くからに  流れるからに 春の水」漱石 日本橋 なのか?? 熊本藩の初代藩主 細川忠利 が 寛永13年(1636年)頃から 築いた「 水前寺御茶屋 」が始まり。 明治になって官有に、 御茶屋「酔月亭」は 西南戦争 で焼失… 泉水・築山なども 荒廃してしまったそうです。 憂慮した有志が払い下げを要望。 細川藩主を祀る 出水神社 が 園内に創建されたのが 1878年(明治11)のこと 庭園は社地として 払い下げられたものです。 実はあの 水前寺清子 さんは、 こちらで挙式を挙げられたとか。 芸名・ 水前寺 はココから、 清子は 加藤清正 から取られたもの。 近世細川家の祖といわれる 忠利の祖父 細川藤孝 が 後陽成天皇の弟 八条宮智仁親王に、 古今和歌集の奥義を伝授した といわれる「 古今伝授の間 」。 一服いただきました。 こちら 細川藤孝 の銅像… 細川忠利と並んで庭園を 見つめておられます。 当初周囲は畑だったそうで、 阿蘇山 や飯田山、 健軍神社などを 借景にしていたそうです。 周囲にマンションが建ち並び… 当時の景観とは異なるようで

熊本 路面電車のある風景

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熊本 長崎次郎書店 の 喫茶室からは路面電車が よく見えました。 九州では 長崎 、 鹿児島 … そして 熊本 で走る。 鹿児島と熊本は 市交通局 が 運行を担っています。 1917年(大正6)に 「 電車期成会 」 が結成、 先輩格の福岡、長崎、 久留米、 鹿児島へ 視察団を派遣。 1924年(大正13)8月に、 熊本駅前と浄行寺町の 幹線 、 水道町~水前寺間の 水前寺線 で開通。 その後複線化や路線を拡大。 川尻線 は1945年の終戦直後に 熊本電気軌道㈱より買収したもの。 藤崎八幡宮 の鳥居が見え、 藤崎宮前~上熊本駅前の 坪井線は、1970年に廃止。 全国の軌道で 冷房車 が 運行したのは熊本が初とか… 1978年8月のこと。 どれも車がまだまだ少ない 時代の一コマです。 こちら 長崎次郎書店 前… 今は交差点を避けて、 電停があります。 ちなみに料金は 後払い … 前乗り・先払い式か? 後乗り・後払い式か? どちらが便利かは意見が 分かれるところですね。 ICカード 「 でんでんニモカ 」も登場! 最近はICカードの登場で、 便利になって来ていますね。 ちなみに 1日乗車券 で 楽しみました。