投稿

ラベル(境港)が付いた投稿を表示しています

ゲゲゲ道~水木しげるロード参

イメージ
 「不幸な顔をした人たちは、  「 成功しなかったら、人生はおしまい 」と  決め込んでいるのかもしれないね。  成功しなくてもいいんです。  全身全霊で打込めることを探しなさい。」 水木さんは日本大学付属大阪夜間中学 (のちの大阪学園大阪高等学校)在学中、 太平洋戦争の召集令状が届いたのだそうだ。 ラバウルへ出征し、 爆撃により片腕を失っておられる。 一度 虎次郎の勤める学校に講演に来られて、 話を聞かせてもらったことがある。 でも不幸だなんて... これっぽっちも思ってはらへん。 「私は「 奇人は貴人 」だと考えているから、  漫画にも大勢の奇人変人を描いています。  こうした人たちには、好奇心の塊のような、  我が道を狂信的なまでに  追求している人が多い。」 「つまり、誰が何と言おうと、  強い気持ちで、我がままに  自分の楽しみを追い求めているのです。」 よく友人から何時も遊んでいるって、 でも クソ真面目に人生を謳歌 してま。 「だから幸せなのです。  さあ、  あなたも奇人変人になりなさい。」と。 すでに 虎次郎は奇人変人 であります。 「我が人生は  半分寝ぼけたようなことの繰り返しで、  パッとした出来事や思い出はあまりない。   うまい話や儲け話とも縁が薄かった 。」 ボクはこれまで、 ウマくない話や儲けのでない話ばかり。 「それでも、  自分がつくったルールに忠実に、  マイペースで生きてきた。  でこぼこ道や回り道が多かったものの、  画業という好きな道を  半世紀以上にわたって  ずっと歩いてくることができた。」 「その意味では、  とても幸せな人生なのかもしれない。」 うんこれからもこのまんまで(・ω・)v

ゲゲゲ道~水木しげるロード弐

イメージ
水木しげるさんのコトバを再び。 「若いときは怠けては駄目です!  でも、 中年を過ぎたら愉快に  怠けるクセをつけるべきです。 」 「なんとか食えるようになってから、  連載の本数を減らして、  世界中の楽園や妖怪の棲み処 (すみか) を  訪ねる世界妖怪紀行を始めました。  いままでに78回も世界中を旅していて、  これが私の最大の怠け術です。   ときどき怠けることは  生きていくうえで大切なことです。  そして、仕事でも役立つのです。」 そう水木さんが言うのだし、 テキトーに行っとこ~~(・ω・)v 「古今東西の  「 あの世 」のことを調べていて、  気づいたことがあります。  それは、 地獄の様子は場所とか  民族とかによって様々異なっていて、  それぞれ迫力と現実感に  満ちているのに対し、   天国の方は世界中  ほとんど同じだということです。 」 「実に単純なんだ――  天国には美しい川が流れ、  薄物をまとった美女がいて、  美味しそうな食べ物が溢れている。」 「環境が悪くなったのに目をつぶれば、  まさに長い不況で暗く沈んだ  いまの日本こそ天国じゃないですか。   それなのに現代人たちは、   悲壮な顔をしてあくせく働いています 。」 ♫ 朝は 寝床で グーグーグー   たのしいな たのしいな     おばけにゃ学校も しけんも なんにもない ずっと寝ててもホントはどうだろう。 学校行くから友達ができる。 なんにもないのは 「ゲゲゲ」になってからでよいのである。

ゲゲゲ道~水木しげるロード壱

イメージ
「しないではいられないことをしなさい」 水木しげる さんの言葉です。 久しぶりにおとずれた ゲゲゲ道 … 平日の夕方ということもあって、 異形のモノたちが妙に黒光り。 「 水木サンの幸福論 (角川文庫) 」 (日本経済新聞社) に こんな幸福の七ヶ条が掲げられています。 第一条 成功や栄誉や勝ち負けを     目的に、ことを行ってはいけない。 第二条  しないではいられないことを     し続けなさい。 第三条 他人との比較ではない、     あくまで自分の楽しさを追及すべし。 第四条 好きの力を信じる。 第五条 才能と収入は別、     努力は人を裏切ると心得よ。 第六条 怠け者になりなさい。 第七条 目に見えない世界を信じる。 水木さんは幸福な人、不幸な人を観察して 幸福になるにはどうすればいいか伝えるという 「 幸福観察学会 」を設立しているのだという。 実は会員は水木さん本人のみで、 増やす予定はないというのが彼らしい。 水木さんのコトバその2 「悲壮な顔をした人たちは、  成功や栄誉や   勝ち負けにこだわってばかりで、  仕事でも趣味でも恋愛でも、  熱中することを  忘れてしまったんじゃないですか!    好きなことに没頭する、  そのこと自体が幸せなはずなのに……。  もちろん、  成功することに越したことはないが、  成功できるかどうかは時の運です。」 好きなことに没頭出来るだけで、 もう満腹と思っていたのに、 ひとたび動き出すと…もっともっと思う。 よく笑っていたら緊張感がないとか、 「 一丸となって難局を乗り切る 」っての。 熱中してたらそんなコトバもなく、 知らないうちに飛び越えているはず。