北大にある クラーク 像。 遠くを指さすあれ を期待して来ると 「がっかり」することこの上ない。 あまり大きくないので見逃すかも知れない。 いわゆる 札幌三大がっかり名所 のひとつ。 あと二つは 「時計台」 と 「ポプラ並木」 。。 でもクラーク像にはホンモノがあるからね。 冬場なんかはここで済ましてしまうと、 かなりテンションが下がりそうだ。 おなじみの 「Boys be ambitious ! 」 には続きがあり、全文はこんな感じ。 “ Boys be ambitious ! Be ambitious not for money or selfish aggrandizement , not for that evanescent thing which men call fame . Be anbitious for the attainment of all that a man ought to be . ” 「少年よ、大志を抱け。 しかし、金を求める大志であってはならない。 利己心を求める大志であってはならない。 名声という、 つかの間のものを求める大志であってはならない。 人間としてあるべき すべてのものを 求める大志を抱きたまえ。」 このように訳すことが多いようです。 「大志と言われても現実離れしていて、 近頃の若者の心に響かないのでは?」 と、 お嘆きの向きもあるようだが。 全文をしっかりと読むとやはりいいメッセージ。 2004年に北大に立てられた 「北海道大学予科記念碑 」にも 「大志を抱いて」とありやした。 こちらは 「古河記念講堂」 。 フランス・ルネサンス風の緑色の マンサード 屋根 と 両翼の ドーマー窓 が華麗に配置されている。 マンサード 屋根 とは「 腰折れ屋根 」とも言われる。 切妻屋根形状に勾配を更に急にした屋根のこと。 ドーマー窓 は、 屋根上に設けられたさらに小さな屋根をつけた窓のこと。 古河といえば、 当時は足尾銅山を経営していた財閥。 鉱毒事件によって社会から 大きな非難を浴びていた。 その非難を和らげるため、 当時内務大臣であった 原 敬 が 古河財閥の顧問であった関係で、 政府に帝国大学創設費として 寄付された一部が北大の前身である 東北帝国大学農科大学に