なにわ企業のあつめた絵画たち③ EXPO‘70

EXPO‘70大阪万国博覧会 から 50年という今年を記念した コーナーもありました。 万博はあらゆるものが 最先端でしたが、 芸術においても 最先端であることが 妥協なしに求められ、 まさに実践の場でした。 ※太陽の塔内部展示パネルより 「人類の進歩と調和」 を提示する テーマ館プロデューサー… 「調和よりも対立を重んじる 岡本太郎 が起用されたのは、 彼が現代の芸術を代表する 芸術家として最もふさわしい」 展示解説でもこう綴られていました。 作者不詳《縄文土器》 約4500年前(縄文中期) (医療法人誠仁会 りょうき歯科クリック 所蔵) ※太陽の塔内部展示 地底の太陽 より 「岡本は自身の芸術的な観点から、 未来を想定した万博会場の中心に 縄文人に通じる プリミティブなパワーを 宿した 「太陽の塔」を突き立てた。」と! ※太陽の塔内部展示 地底の太陽より ※太陽の塔内部展示パネルより 岡本太郎《娘と犬》 1953年 (株式会社大林組 所蔵) この絵は 大林組歴史館 となっている 大林組旧本店ビルに… 1階の至福フレンチ LE PONT DE CIEL に 飾られています。 似た表情のフォルムが、 大阪高島屋 にいますね。 なんばダイニングメゾンの モザイク画《ダンス》 。 こちらも… 百貨店を訪れた人を 楽しませるための、 「なにわ企業のあつめた絵画」 のひとつと言えますね。 左: 吉原治良 《作品》1967年 (株式会社大林組 所蔵) 右: 吉原治良 《赤い円》1969年 (株式会社昭和丸筒 所蔵) 吉原治良 さんは三和グループの みどり館 のエントランス展示や、 お祭り広場でのパフォーマンスや 光の演出を手がけた人。 こちら EXPO CAFEに かつて展示されていた みどり館の模型… 奥に見えるのは、 日立グループ館 です。 ここの演出は、 児童映画・アニメーション作家、 そしてシナリオライターでもあり、 教育映画・児童映画監督の 高橋克雄 さんが 映像プローデュース。 竣工式での高橋克雄さんのお姿。 実は… Facebook で 見つけていただいた高橋さんの、 娘さんからのイタダキモノ。 2018.11.9の産経新聞の記事 こちらは太陽の塔内部… 内蔵膜にも似せたヒダヒダ。 今ではコ...