TAROアートピースコレクション《若い夢》
《若い夢》 太郎さんとは切っても切れない存在、 ネーミングは違いますが このフォルムの下に 岡本太郎さんは眠っておられます。 墓碑 《 午後の日 》 がそれです。 東京国立近代美術館主任研究員の 大谷省吾 さん の解説はこうある。 「両手で頬杖をつき、 にこやかに微笑む子どものように見えるが、 中央で分割された顔や空洞の眼は、 単なる笑顔とは言い切れない不穏さを、 かすかににじませる。 ほぼ同じ携帯で数種類制作され、 そのひとつは太郎自身の墓となり、 多磨霊園で今も虚空を見つめている。」 「TARO100《無籍動物》」 でも 紹介しましたが・・・・ 太郎さんは “眼を抜く” というのに 意味を持たせていると言われます。 解説にもあえて 「空洞の眼」 とあるのに、 今回のコレクションで なぜ空洞になっていないのかフシギ!! 現代芸術アトリエ で販売されている 《 若い夢 》 の兄弟分の 《 午後の日 》 と比べると、 黒目になるとならないのでは 随分と印象が異なります。 なんでこうなったのかなぁ〜〜?