なんば球場をたずねて!!








所沢でのデーゲーム 江草・藤川・久保田がナイスピッチングで、
桧山と金本がここぞという場面で決めてくれていい気分です。
関東は雨まじりのようですが、
大阪は強い風がどんどん黒い雲を飛ばしてくれました。

昨日は南海ホークスの本拠地にあった、
なんばパークスにある
「酉の舞 なんばパークス店」という
 こじゃれた焼鳥屋さんに行きました!!
 個室予約の雰囲気もよく、味よし人よしで
 なかなかええかんじやったです。

ところでこの「なんばパークス」って
あの南海ホークス(福岡ソフトバンクホークス)の
 本拠地「大阪球場」があったところです。
今は大阪でプロ野球のできる球場は、残念ながら大阪ドームしかありません。

 ホークスが大阪を去ったあと、
大阪球場は流転の運命をたどったあと、
こじゃれた難波公園になったのですが、
 ここかしこにはホークスに
 想いをはせるところがあります。
 その一つに「あぶさん」を背景に、
江本孟紀、山本和範などの
      パネルが出迎えてくれる



「南海ホークス・メモリアル・ギャラリー」
が7階にあります。

 大阪球場も電鉄会社球団の「球場のある街づくり」展開の一つだったんです。
 南海は昭和14年に東洋一の運動場である中モズ球場を作ったが、
市内から遠すぎて人が集まらんかったようです。
 やむなくライバル会社の持つ、
     阪神甲子園球場阪急西宮近鉄藤井寺を使っていたようです。
 永年の願いで作ったのが、
   “昭和の大阪城”とよばれた大阪スタヂアムでした。

 鶴岡監督が率いた南海黄金時代に加えて、
西本近鉄の日本シリーズも、
この大阪球場が使われました。
 大阪球場の設計は、
パリ万博日本館で万国博最高大賞をとった
坂倉準三さんと竹中工務店の設計によるもの。

 ガラス素材の外観と開放的なデッキ、
内野スタンド下には卓球場などもありました。





 マチピチュのような「なんばパークス」の屋上には、円形スタンドがあります。
 ホームベースもあって、階段の角度は大阪球場に似ています。

 そういえば、
むかし南海VS阪神のオープン戦が
大阪球場であり、
  試合終了後に駐車場から出てきた
「掛布選手」と握手をしたことが
ありました。


 ボクにとっても思い出深い球場の一つです。
 南海ホークス・ラストデーの杉浦監督の
 
「それでは、(福岡に)行ってまいります」
        にスタンドで涙した一人です。
平成のなんば球場のスタンドでその一言を思い出しました。

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