その手は桑名の焼き蛤③ 焼きはまぐり定食

《桑名(「漫画絵巻 東海道五十三次」の内》
 1921年 山田みのる 画 桑名市博物館蔵

その手は桑名の焼き蛤
うまいことを言ってもだまされない
という洒落言葉。
桑名の天然地ハマグリのことを
地元では「幻の蛤」とも
「海辺の宝石」とも言われています。
その蛤を安くて美味しくいただける場所を、
事前のリサーチで調査。
桑名市の「赤須賀」ってとこに

2010年にオープンした
はまぐりプラザは、
漁業交流センターと地元の公民館。

1階の展示室には蛤漁に使われる、
巨大な鉄製のカゴ。

鋤簾(じょれん)
呼ばれているのだそうです。
日本の市場に出回る90%以上が
輸入ハマグリなのだそうで、
日本在来種は絶滅が危ぶまれています。

当日の午前9時までの予約限定の
焼はまぐり定食」。

アーバンライナー車内から携帯で予約、
席がきっちとキープされていましたよん。
焼はまぐりは
「二つづぐらい焼いたらいいよ」って…
焼き方どおり…
ホイルの合わせ目を
広げてくるハマグリん。
まさに「海辺の宝石」であります。
桑名につきたる悦びのあまり、
 めいぶつの焼蛤に酒くみかわして~
十返舎一九の『東海道中膝栗毛』にある件。
名古屋の熱田から七里の渡しで桑名に到着、
海路の無事を祝って焼ハマグリをさかなに
酒を酌み交わす場面は有名なのですから…
凄旨〜〜〜〜〜〜であります。
はまぐり磯辺揚
海苔にはさまれてるのもハマグリん。
あさり炊込ご飯」に
しじみ味噌汁」まさに貝のオールスター。
夜の宴があるのでお酒はお預けです。
焼きハマグリは全部で六つありまして、
あわせて1,800円でした。
料亭で食べるのも良いけど、
モノホンですからお値打ちです。
ご当地キャラの「ゆめ はまちゃん」。
商店街のパンフの美女には、
是非お会いしたかった。
どこに居てるんやろカイな。
こちらは「はまぐりの恋」。
バター、アーモンド等を材料に使い

焼きはまぐり型のカステラ、
貝身は「プリン」で出来てます。
上の和菓子「ゆめ はまちゃん」とともに、
地元の寺町商店街の保々屋さんのお菓子。
ゆめ はまちゃん
プロフィールはこんな感じ。
性別          : 夢見るはまぐりの女の子
生年月日    :ゆめはま9年8月7日
年齢・体重 : 秘密
出身地       : 木曽三川河口
タイムマシーンで
1万数年後の未来から、
やってきたんだとか…。
多度神社の白馬に導かれて…

夢多 時雨守 忠勝
(ゆめおおき しぐれのかみ ただかつ)
特命全権大使としての任務にあったが、
なばなの里イルミに見とれて…
なぜか、任務も帰ることも忘れた??
タイムマシーンの在り処も
とんとワカランとか。
 
 夢平 千姫とも関わりがあるとか(・∀・)
ちなみに体の三本線は、
木曽三川になってるそうな。

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