時代が求めた1970デザイン展① ウルトラソニックバス
SANYOのウルトラソニックバス。
ついにモノホンに会えることができました。
昨年10月からおなじみの、EXPO'70パビリオンで久方ぶりの一般公開。
パナソニックグループとの合併もあって、
三洋電機の本社第1ビルも守口市についに売却。
三洋電機設立50周年を記念して
2001年2月1日にオープンした企業博物館、
SANYO MUSEUMに閉館後も長らく
眠っていたのだそうです。
SANYOのロゴが燦然と輝いておりました。
カプセル内に座っているだけで
体を洗ってくれると機能…
たくさんの人に見られながら、
当時ビキニ姿で入浴するのは、
かなりの度胸がいったんだろなと、、、
今更ながら感心。
説明モニターもSANYO製が置かれていたので、
MUSEUMのが使われていたモノかと思います。
美容と健康に!!
超音波とマッサージボール機能。
椅子も回転したのだそうです。
当時の新聞広告。
「電化元年から十七年
こんどは全自動の時代です」のキャッチ。
伝説的な三洋電機さんの広告マンの秀作。
その後、高機能収納式介護浴槽
「ハーブ」としてさらなる進化…
別の名を「人間洗濯機」
当時の値段で 300万円くらい。
実用化というよりも自動洗濯機を
この世に広めたいという熱意のタマモノ。
SANYOの視点はモノづくり日本として、
どこかで引き継がれるべきやと改めて実感。