マッサンの山崎をたずねて〜天王山・宝積寺

紅葉も散りきって...
今日からは大阪も雪景色かも知れません。
もみぢばの山崎の宝積寺の仁王門より。
聖武天皇の勅命を受けた
行基が建てたと伝えられる真言宗お寺。
聖武天皇勅願所」の石碑があります。
宝積寺は貞永元年(1232年)の火災で一度焼失、
現存している仏像はこれ以降のものです。
いわゆつ「山崎の戦い」では秀吉の本陣となり、
寺号は「天王山」です。

こちらは、羽柴秀吉が山崎の合戦の際に
一夜にして建てたとと伝えられる「三重塔」。
美しい桃山建築様式を今に伝えています。
塔の周辺の もみぢば は散り染めしあと。
聖武天皇が夢で竜神から授けられたという
「打出」と「小槌」を祀ることから
通称「宝寺(たからでら)の別名もあり、
大黒天宝寺として商売繁盛の
お寺としても知られているそうです。
奥入ると役行者の石像あり...
古くから山崎を見守る場所であったこと、
いまなお偲ばせていました。

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