高取邸の外観をぐるりと・・・
こちらは「大広間棟」の大玄関
正面から見ると威厳のある風格。
アールヌーボー調の
ランプシェードのある大玄関。
家紋の蟇股を中心に
亀甲紋の透かし彫りが見事。
こちらの「居室棟」の玄関は、
スッキリとした表情をみせる。
庭にある虎の置物は唐津焼。
浜側にまわると庭園の
黒松とのコントラストが良い。
モルタルの洗い出しに
高くそびえる洋館部分の「煙突」。
和風を基調としながらも洋館が、
「近代化が急速に進行した明治」が
この地に息吹いていたことを示していた。
「旧高取家住宅 」
建築年:1904年(明治37)
構造:木造2階建て、桟瓦葺
設計:不明
所在地:唐津市北城内5-40
【国・重要文化財】