ドラえもんがいてくれたら…

ドラえもんがいてくれたら…
いつでも助けてくれるから？
便利道具を持っているから？
五輪開会の日に京セラ美術館の
THE ドラえもん展 KYOTO 2021 へ。

"スモールライト"は
物体を小さくできるライトです。
懐中電灯タイプで、
物体を小さくする光線と、
元に戻す解除光線が出せます。
引越業者をはじめ物流に
大きな変化をもたらしますね。
旅行ももっと身軽になるに違いない…

"きせかえカメラ"
瞬時に着せかえさせできる。
服の写真か絵をこれに入れて、
人の着ている服を重ね合わせて
シャッターを切ると、
服のデザインがパッと変わるとか…
仕組みはドラえもんの解説によると
「分子をばらばらにほぐして、
組み立て直すカメラだよ」。

"タイムマシン"に"タケコプター"、
そして"どこでもドア"。

展覧会はほぼ撮影フリー…
こちらはペーパーアーティストの
伊藤航さんが制作した
ペーパークラフトの"ひみつ道具"。

そして水墨画家の山口英紀さん、
細密模写とともに説明文が添えられる。
紙でリアルに具現化された"ひみつ道具"、
未来からキタ"ひみつ道具"に、
茶道具にある箱書きのようなものが
あるのがなんともオカシからうに。

「タイムトラベル」を扱った物語、
そもそもドラえもんが
サイエンスフィクションかはともかく、
時空間に落っこちても仕方ない作り^^;
♪タイムマシンにお願い…
「ジュラ期の世界が拡がり
　はるかな化石の時代よ
　アンモナイトはお昼ね
　ティラノザウルスお散歩アハハン」

《静かな決意》れなれな(中島玲菜)

映画ドラえもん
「のび太の新魔界大冒険～7人の魔法使い」

「もしもボックス」で魔法が使える
世界にした のび太…そこでも
魔法がへたな落ちこぼれのまま…
ある日、
のび太らは美夜子という少女に出会い、
彼女の父親、満月牧師から、
人類をほろぼす魔界星が地球に
近づいていると知らされる。
元の世界にもどろうにも、
「もしもボックス」が燃やされてしまって…。

《しずかちゃんの洞窟（へや）》より
　鴻池朋子

『映画ドラえもん』は恐竜と宇宙…
SFそのものなんですよね。

こちら…《どこでもドア》
　森村泰昌＋コイケジュンコ

コイケジュンコさんが作った衣装は、
ドラえもんの漫画を集めたドレス。
あえてグレーの作品なんだとか。



映画ドラえもんでは、
三種の神器ではなく…
別の"ひみつ道具"が物語を
動き回しているのです。

もうひとつの由緒の水墨画…
"自動万能工事マシン"とか…
「設計図を入れる。
　その通りに作ってくれる道具。」
ウィルスの設計図を入れたらワクチン？
いや別のウィルスが出現してしまうかも。

マンガ世代に馴染みのない"ひみつ道具"、
"猛獣誘い寄せマント"とか…
このマントを身にまとうと、
マントから出る光が猛獣を怒らせて
自分の元へ誘い寄せることができる。
あまりにも危険なアイテムです。

必要に迫られたのか…

その場しのぎにも写ります。

Facebookが過去の思い出を

日々知らせて来ますね…

2019年以前とまさに絵面が違います。
この先どんな風景が待ち受けるのか…
「ドラえもんがいてくれたら…」
おだやかな表情が懐かしい…