大阪にこんな緑があった「慶沢園」





























天王寺公園に隣接する大阪市立美術館のそばに、
慶沢園 けいたくえん」という庭園があります。

江戸時代からの大坂の豪商であった、
財閥・住友家の茶臼 山邸を今に伝えています。
住友家は初代は京都で書籍とか
薬の原料とかを商いしていたようで、
2代目から銅精錬業・ 銅商を営み、
 大坂へ進出したんだとか。

これが個人の家の庭だったとは。。。
       やっぱ財閥やね・・・

大正7年に完成した庭の造園師は、
「植治」こと小川 治兵衛 さんだ。
三方に 築山を築き変化に富んだ地形をつくり出し、
飛石や橋でぐるっと回れるように、
途中に茶室や四阿・ 東屋なんて
休憩スポットがある。
これこそ「回遊式庭園」ってわけだ!!















大正14年(1925)に住友家は
神戸 住吉に本邸を移したというから、
7年ばかししか
使っていなかったということになる。
改めて。。。財閥やねえーー。という感じだ。

邸宅があったところには昭和11年に
 市立美術館が完成したということ。

太っ腹の住友さんは当然のことながら
土地とお庭は寄付されたんですね。

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