神戸山の手をあるく〜旧ハンセル邸

神戸に多くの異人館を残す
英国人建築家である
A.N.ハンセルさんの自邸として、
1896年に建てられたものです。

自邸として建てたためなのでしょうね。
意匠にはそこかしこで“遊んで”はります。

正面切妻は土蔵風。

そして玄関部分の屋根は神社建築
よく見られる“流れ造り”になってました。

ハンセルさんは日本の文化にも
相当造詣が深かったそうでして、
屋根には鯱鉾
(しゃちほこ)

こちら裏に回って庭園側外観

平坦なイメージの正面とちがって、
変化に富んだ外観です。

ベランダは
一階部分は硝子戸を建て込まれ、
サンルームになっていまが、
二階部分は吹き放しです。
二階アーチ部分には、
イスラム風のデザインも…

「ハンセン邸」
→シュウエケ邸
建築年:1896年(明治29)
設計:A・N・ハンセン

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