十三大橋をわたるん(橋をわたるんvol.1)

十三って…阪急沿線でもない虎次郎には、
ほとんど馴染みがない(TдT)
大好物のみたらし団子の
喜八洲」の本店があるし…
香里の大先輩が社長をやってはる
がんこ寿司」さんも
総本店は十三やから。
きっとずっと前から
お口は十三」だったのだと思ふ。
「十三」という地名は、
現在の淀川区新北野付近あたり字名の一つ、
条里制の十三条
由来するという説もあるんだが??
淀川の渡しのうち、
上から数えて13番目で江戸時代以前から
十三渡」があったことが
ずいぶん正解に近いのではあるまいか。

設計は橋梁専門の設計事務所を営んでいた、
増田淳という人で東京の白髪橋もこの人の図面。
色は始めっから「ピンク」だったのかな???
風貌はまさしく工業都市大阪、
いや大大阪時代の都市門である。

江戸時代には淀川や中津川には
1本の橋も架けられていなかったそうで、
まさに淀川をこえての向こう岸だった十三。

明治の架橋運動で当時の十三あたりの
成小路村村民13人の共同経営の橋として誕生。
1932年(昭和11)7月に私設橋として、
有料で渡らせていたのだという。

鋳鉄製の手すりにもある
歯車模様がそこかしこにデザインされている。
都市門としての設えになっておるということ。

「橋の形式は支間64mの
 鋼タイドアーチ5連や
 ゲルバー式鋼桁橋が採用され、
 また、アーチ部の基礎には
 ニューマチックケーソンが用いられた。」

全長681.24m…ほぼ渡り切ると、
現代の大阪の凱旋門ともよばれている
空中庭園が見ゆる。
大大阪の凱旋門「十三大橋」は、
社団法人土木学会が選んだ
日本の近代土木遺産」の2800の中では、
【Bランク】都道府県指定の文化財に
相当するとの評価を受けているものとか。

十三小橋を渡ると
中津となりますですm(__)m

「十三大橋」
完成年:1932年(昭和7)
橋長:681.24m 幅員:20m
形式:アーチ橋(タイドアーチ)
役割: 国道176号が淀川をわたる橋

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