♪『Joy to the World』

クリスマスって恋人たちのためのものって、
感じが定着したのは実は
我らが?バルブ世代の果実かも??
   しれませんね。

















ただ、いちおう?
キリスト教系の学校に 学んだものにとって、
クリスマスは感謝の日。
虎次郎の中高は当時男子校だったので、
他の同系の学校からすれば
「ええかげんなクリスマス礼拝」
   しかありませんでしたが、
キリストの誕生に感謝し家族や親しい仲間と
過ごす特別な日と印象づけられていました。

虎次郎の妹も同じ同志社系の女子高校に
         通っていました。
年末には期末テストよりも
「クリスマスページェント」という  
一大イベントをきちんと行なえることが、
あたりまえのように繰り返されていました。

















「クリスマスページェント」とは
多くの場合  
 ・第1場 十字架上のイエズス
 ・第2場 大天使ガブリエルの御告げ
 ・第3場 ベツレヘムへの旅
 ・第4場 宿屋にて
 ・第5場 イエズスの誕生
 ・第6場 天使達のこだま
 ・第7場 東方の三人の博士
 ・第8場 フィナーレ
   というシーンを切り替え、
演じる者は無言劇ですが、
それぞれに言葉と讃美歌が添えられるというもの。

母も叔母もOGだったので、
「クリスマスページェント」に参加することは、
悲願でもあり憧れだったといいます。

中高6年間でキャストの割当があり、
確か聖母マリアが高3でした。
出演者は生徒たちの投票で決められていました。
こんなところにも自治自由の気質がありましたし、
 それが同志社らしさだったんだなあ・・・と
        今更ながら感心します。

いちばん女の子からしても「きれいな女性」が
 卒業の年の「クリスマスページェント」の
       ファイナルを飾っていました。


実は虎次郎のゼミには聖母マリアがいました。
きれいでしたけどざっくばらんな“ええ子”でした。


ちなみに虎次郎の妹は「宿屋の主人」という役に
選ばれたことがあり念願の出演を果たしました。
イエスの誕生の場になった
  馬小屋をかしてあげた主です。

マリアと夫ヨセフはベツレヘムの旅にでるのですが、
そのキッカケは時の権力者が、
聖者誕生を阻止しようとして画策された
人口調査のために出身の地に戻るためのもの。

多くの旅人があったため 宿屋はどこも満室だったのです。
6件断られたことを知り馬小屋を提供するというのが、
「宿屋の主人」の “やくどころ” です。
馬小屋を案内するのに無言で手に持つのがカンテラ、
そのカンテラが実に重い。

もともと信仰のイベントなので大きな動きかなく、
静止シーンが多いので、長い時間カンテラを持っていると、
「カタカタ」と音が出てしまう。

練習中に「宿屋の主人」の腕を揉む役もおり、
ただ彼女は参加できるということを
      意気に感じていたそうです。



♪諸人(もろびと)こぞりて
 迎えまつれ  久しく待ちにし
 主は来ませり  主は来ませり
 主は、主は来ませり


こちらはマライヤキャリーの『諸人こぞりて 』
英語では♪『Joy to the World』と言いますね。





Joy to the world, the Lord is come!
Let earth receive her King;
Let every heart prepare Him room,
And heaven and nature sing,
And heaven and nature sing,
And heaven, and heaven, and nature sing.
Joy to the earth, the Savior reigns!
Let men their songs employ;
While fields and floods, rocks, hills and plains
Repeat the sounding joy,
Repeat the sounding joy,
Repeat, repeat, the sounding joy.
No more let sins and sorrows grow,
Nor thorns infest the ground;
He comes to make His blessings flow
Far as the curse is found,
Far as the curse is found,
Far as, far as, the curse is found.
He rules the world with truth and grace,
And makes the nations prove
The glories of His righteousness,
And wonders of His love,
And wonders of His love,
And wonders, wonders, of His love.


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