八百万の神

『千の風になって』という楽曲が、
    ヒットを続けているが、
「風」だけでなく光、雪、鳥、星にも形を変えて
「あなた」のそばにいるんだというこの詩には、
「八百万(やおよろず)の神という言葉があるように、

 日本人になじみがある考え方を、目覚めさせたのではないか」
 という風にみる記事が 朝日新聞(6月20日)に掲載された。



「千の風」はもともと作者不詳の英語詩に、
作家の 新井 満 さんが翻訳して曲をつけ、自ら歌ったもので、
その後 テノール歌手の 秋川 雅史 さんが紅白歌合戦で
披露しジワリジワリと隠れたヒットを続けているんだとか。
「死者が生者を思いやる。その発想に驚かせた」
「万物に精霊が宿るというアニミズム。
 どんな人にも最古層にある宗教観だ」
 詩の世界について語られている。


八百万の神だが、、、
実際日本に800万の神がいるとなると、、
「神の国」??ということなのか?ということになってしまう。

実は日本の人口変動は、明治維新を契機に爆増したので、
今でこそ1億人・・・とかなるが、
江戸時代に入るまでは1000万人に達するかどうかとのこと。

八百万というのは丁度 人口に合致していて、
 ひとりひとりにそれぞれの神様が宿る、
 そこかしこに八百万の神がおられる。
 そんな意味だったらしい。。。

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