ザ・船場な戦後ビル⑦ 興銀ビル


興銀ビル


大阪富士ビルの南には1961年の
興銀ビルがほぼ同じ背丈で立つ。

かつてこのビルに
大阪支店を構えていた
日本興業銀行
みずほ銀行の前身だが、
北側のヒューリック大阪ビルが
その拠点…
みずほ系が連続しているのが、
オモシロイ。

壁面の幅ほぼいっぱい
アルミサッシの水平連続窓

両端を本磨きの御影石

1階からも御影石貼の柱を

通し柱のようにみせた
コーナーが形成されています。

日本触媒大阪本社や興銀リース、
日軽産業大阪支店などが入居。

1階正面を歩廊として開放。
かつては1階に長野宇兵治設計による
旧館のコリント様式の柱頭が
飾られていたそうです。 





北側の1階には四角いタイル 貼り。



西側に御霊筋に向かうと…

こちらにも御影石貼の柱。



《姉妹》1988年 中村晋也

次は南に立つ
「大阪朝日生命館ビル 」。

興銀ビル
竣工年:1961年(S36)
設計 :山下寿郎設計事務所
施工 :大林組
構造 :鉄骨鉄筋コンクリート造
所在地:大阪市中央区高麗橋4-1-1

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