京都の近代化遺産ゆ〜第一銀行 京都丸太町支店

河原町丸太町の交差点からみえる
丸太町かわみち屋」と、
奥に見えるのが茶褐色の銀行ビル。
かわみち屋」といえば…
「♫ 指に通したそばぼうろ
 上から食べましょ、
 ふたつみつ、ねっ
 おやつはきっとね そばぼうろ
 京の 香りの 丸太町
 かわみち屋は丸太町
 かわみち屋のそばぼうろ」
でもでも…
指入れたらたいがい割れて、
祖母に笑われていました。

軒にいるのはお猿さんは、
守り神「三番叟」の姿。
東側のは…
お鼻が欠けてました(T_T)
茶褐色の壁には横に引っ掻き、
タテにサッシの縦線。
1960年代に建てられた、
設計は林建築設計事務所とか。
角面のとりかたも秀逸です。


タイトルの
第一銀行 京都丸太町支店」の、
茶褐色のタイルに合わせたんでしょうね。

当時第一銀行の建築課長を務めていた
西村好時さんの設計、
1927(昭和2)年に建てられたもの。
西村設計作品の作風は、
銀行建築好みと求められた
西欧の古典主義だったなか、
モダニズムへの先取りのような、
この作品は見所が多いのです。


いまは京都中央信金の丸太町支店。
戦前築の銀行建築を活かす、
京都中央信金さんサスガです!

「京都中央信金 北烏丸支店」は、
不動貯蓄銀行 七条支店でしたし…
「第一銀行 丸太町支店」
→京都中央信用金庫 丸太町支店
竣工 :1927(昭和2)年
設計 :西村好時
構造 :鉄筋コンクリート造り2階建て

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