「Golden Slumbers」

♪ Once there was a way
  To get back homeward
  Once there was a way
  To get back home

  Sleep, pretty darling, do not cry
  And I will sing a lullaby




ビートルズのアルバム『アビイ・ロード』
収録されたポール・マッカートニー作の曲が
タイトルの 伊坂幸太郎 のベストセラー小説の
   映画化作品を観てきました。

















映画の音楽をてがけているのが 斉藤和義 さん。
こちらは試写会のステージに登場した
THE BEATLESのアルバム「アビイ・ロード」
巨大ジャケットを前で女子学生とともに
ポーズを決める 中村義洋 監督(左)。


とにかく堺雅人さんが出てるし
ずっと観たかったんですよね。


その
堺雅人さんが演じるのが
首相相暗殺の容疑をかけられ、
逃亡せざるを得なくなってしまう
        主人公の青柳。


でもこの情報化社会ではひょっとして
こんな羽目に陥ることがありそるかもって思う。
いつのまにか職場にいったら
   昨日と空気が違うみたいとか。
電車に乗ってると乗客がみんな刑事に見えるとか。
そんなことをふと感じさせる作品でもあります。



劇中「お前、オズワルドにされるぞ」
        というセリフが印象的。

オズワルドとは、あの
 ケネディ暗殺の実行犯と
        目されてる人物

リー・ハーヴェイ・オズワルド
(Lee Harvey Oswald, 別名Alek J.Hidell)。
実行犯に仕立て上げられた
可能性も捨てきれない存在にあります。


青柳を信じて助けようとする
元恋人・晴子役が 竹内結子 さん。

首相暗殺容疑で手配されるテレビニュースを観て、
学生時代に付き合っていた青柳の姿を知る。
大学の同じサークルに属し、
常に仲間4人でつるんでいた。
彼女は今、別の男性と結婚して娘がいる。
   青柳とは音信がないという設定。
それでも何かできないかと揺れる
    気持ちが伝わってきました。


学生時代の仲間を始めとする
人間同士のきずなの深さを
   感じさせる作品でした。


エンドロールに流れる 斉藤和義 さんの
「♪幸福な朝食 退屈な夕食」

「今歩いているこの道は
 いつか懐かしく なるだろう
 今歩いているこの道が
 いつか懐かしく なればいい
 偶然と必然 キャッチする努力
 丈夫な肉体 シワの足りない脳ミソひとつ」


「Golden Slumbers」
の歌詞とともに、
昔とは関係が変わってしまった4人を
 象徴していたシーンが入り交じる
この映画を懐かしくピンナップさせてくれた。








原作  伊坂幸太郎
監督  中村義洋
キャスト
 堺 雅人 竹内結子 吉岡秀隆 
 劇団ひとり 香川照之

上映時間:2時間19分








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