酒の十徳

江戸時代の人々が好んだ言葉に
「酒の十徳」というのがある。

 酒を飲めば、
 礼を正しうし、労を慰め、
 愁を忘れ、鬱を開き、
 気を散らし、毒を消し、
 病を防ぎ、人と親しみ、
 仁寿を延ぶことができる。



17世紀末に書かれた 井原西鶴
『西鶴織留』にこんなことが書かれている。
「池田や伊丹の売り酒は、
 水、米、麹の吟味に手間をかけ、
 さわりある女は蔵にいれず、
 蔵に入る男は替え草履をはいてつくる」
と。
江戸時代の終わり頃には酒の普及とともに、
居酒屋というようなものも広がっていった。

酒の発酵に適するのは冬だ。
虎次郎は最近、
ビールよりも焼酎を飲むことが多い。
ビールだと天敵「通風」に良くないからだ。
















こちらは兵庫県淡路島にある
都美人酒造さんの「風のまま」
モミジのラベルに「ひやおろし」とある。

こんど飲みに行く時は日本酒を
そうだ冷やで飲もう。


日本酒は寒い時こそやっぱり常温がよい。
冷酒は酒の旨さを味わえないと思う。

次の宴には日本酒を「冷や」で頂こうかと思う。





こちらは
11月8日に行なわれた
日本酒フェスティバル2009
     秋の陣



都美人酒造さんのブログより


     

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