『火天の城』ヨカッタよ!

15億円の製作費がつぎこまれた
『火天の城』もいよいよ次の映画に
押し出されるように上映時間枠も
   少なくなって来ました。


日曜日も2回だけ平日には行けそうにない
時間ばかりだったので昨日行ってきました。


宮大工・
岡部又右衛門
(おかべまたえもん) が主役。
安土城築城の驚くべき実態、
「プロジェクトX」の戦国時代版
          というフレコミ。


実際の安土城は今のお金だと1000億円の
巨大公共工事ってことになります。


西田 敏行 さんの岡部又右衛門役 好演は言うに及ばず、
原作にはなかった岡部家の一人娘は、
福田 沙さんが演じる凛」という名にふさわしい
立ち振る舞いでした。

原作だと一人息子ってことになってて、
その辺が長編小説仕立てになっているそうです。



そういえば2007年11月に
東京に行った時に、
東京駅前のJAXAにロケの
福田 沙 さんを
見かけたことがあります。
まだまだ少女で顔だけで
名前が浮かばなかったけど、






福田 沙紀
さんだと教えてもらいました。

2004年版の3年B組金八先生での出演で、
上戸 彩 さんの次はこの子かなんて思っておりました。
ちょっとタイプはちがうけどね。
実写版ヤッターマンにも出てました。


2000年の時を刻んだ
木曽の大ヒノキを求めるため、
織田の宿敵の地 武田の支配が及ぶ

上松(あげまつ)」に
木曾義昌( 笹野 高史 )のもとに乗り込む。
杣頭(そまがしら)の甚兵衛との事を
   なそうとする気概も必見だ。
甚兵衛は 緒形 直人 さんが熱演している。



話は少しそれるが高校の頃に訪れた
上松「寝覚ノ床」。
森林の町として地歴部で訪れたことが
懐かしく思い出されます。
現地ロケのワンシーンで登場しています。



















 (上松町観光協会HPより)


「作事は職人一人一人の心をを組んでなすもの。
 職人たちの心が離れては事はなりません!!」

織田信長というモンスターのような存在に、
言うべきことを主張する又右衛門。


信長が意向とする吹き抜けとせずに、ぬけぬけと。
「天主に吹き抜けなどあれば炎の道になり申す。
 お屋形様のお命をお守りするのが、
 われら大工の務め。
 炎の道など作ることは出来ませぬ」
と断言。














理にかなった主張をできる存在は
   羨ましくもあり。
いい映画でしたよお早めに。。。


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