からくり犬山祭。。。

犬山城の登城券には「犬山市文化史料館」の観覧がセットに。。

そして券を見せれば史料館の真向かいにある

「からくり展示館」も見られると聞き。


少し遅い昼食で「冷やしきしめん」を食べて、、訪れると。




2時から「からくり人形」も動かしてくれるとか。

まさにグッドタイミングで、

「茶運び人形」と犬山祭のからくり人形の実演を

 目にすることができました!!(・ω・)v



日本のいろんなお祭りにはヤマと呼ばれる曳きものが、

つきものです岸和田の場合は「だんじり」。

それぞれの土地で
「鉾(ほこ)」「山車」「屋台」「車楽」と言いますね。

犬山祭のヤマは「車山」と書いてヤマと読むそうです。





























犬山祭は、地の神さんの「針綱神社」行粧式が変化したものです。
行粧式とは、、御神輿の渡御に氏子より車、練りものをもって
             式に参列したのが起源です。






犬山祭の主役は13輌の

車山ですが、

そのうち2輌が展示替えで
「犬山市文化史料館」
見ることができました。

こちらは365個の
提灯を
つけた
「夜車山(よやま)


お昼の姿は

「昼車山(ひるやま)
  と呼ぶそうです。











「針綱神社」にそれぞれ宮入して
各車山の「からくり人形」を披露するのが、
  犬山祭のハイライトです。
お祭り以外では見れない仕掛けに犬山城の桜
 いっそう華を添えるのだといいます。


「からくり展示館」で
地元で犬山祭を描かれた
小川 盛雄 さん
絵葉書を買いました。

こちらの「浦島」
    
という車山は

もともとはほかの車山と
同じ形だったようですが、
1873年名古屋から
船形の車山を譲り受けたのを
   きっかけに、
舟形となったそうです。















「からくり次第」は

玉手箱を浦島に渡し、貝の中に姿を隠す。

太郎は玉手箱の
蓋を開けるとたちまち
 翁になってしまう。

  いわゆる早変わり。。
































史料館では「三番叟」での実演がありました。
「三番叟」は能楽「翁」が元ネタです。
天下泰平、五穀豊穣、千秋万歳を寿ぐ。
三番叟を踏むというのは地を固めることを示しているとも。
鈴を鳴らすのは「種蒔き」をあらわしているとか。。
両足を動かして前へ進むと歩いているみたいに見えます。






















野良仕事で顔に土が付くことを「黒い翁」の面への
  早変わりであらわしていると。
  史料館のお姉さんの説明がありました。。





祭りの使い手は
もの凄い早さで。。
まさに目にも止まらぬ
「からくり」だそうです。

けっこう
早かったけどな。
「私はまだまだ」って。


とても感じのいい方
    でした!!
(・ω・)v(・ω・)v










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