自分を信じる『カンフー・パンダ』






















「カンフーパンダ」、、
この物語の世界観は中国でいう
“江湖(こうこ)”とよばれる民間伝承がベースだとか。

一種の幻想世界のようなものでもある“江湖”は、
隠語としての裏社会=チャイニーズマフィアの存在を
 意味する際にも使われるとか。。。























虎(タイガー)、鶴(ツル)、猿(モンキー)、
 蛇(ヘビ)、蟷螂(カマキリ)の「五拳法」は、
中国の象形文字をもとにモノのカタチをマネタモノ。
小林流派の竜・虎・豹・蛇・鶴の五拳法なんで、
「カンフー・パンダ」のカマキリではなく、、
宿敵 タイ・ランの「豹」が正解。。

蟷螂拳(とうろうけん)というのも、
中国武術の門派の一つなので。。。
いずれにしても「五拳法」の伝統を守って、、
虎次郎は5といえばゴレンジャーかな??
と思いましたが、、絡みはなさそうでした・・・


それと。。。カンフー・パンダこと「ポー」
桃の木で桃を喰らうシーン・・・・
この桃の木は映画の大事なところで何度も出てきました。























導師であるシーフー老師の師匠であり、
平和の谷の精神的指導者であるウーグウェイ導師が、
桃の花のもとで「ただ信じるのです」と告げるシーンがありました。

中国では「仙桃」とか「桃源郷」というコトバがありますね、

 不老不死の果物である桃。。

桃の花についても中国ではいろいろなシーンで意味づけされます。

この作品にどこまでそれらの思想背景をみれるかは、
クッキリできませんでしたが
バックシーンとしては仕掛けがそこかしこにあるようです。



じっくりDVDなんかをみると新たな発見があるかも知れません。
アニメという作品で何処にメッセージ性を見るのは
難しいとは言えますが、、

「無の境地」と「自分を知り自分を信じる」
         ということの
大切さを伝えようとしている!!!

そのことはマチガイないようです。
 (・ω・)v (・ω・)v (・ω・)v




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