「蝦夷地飛んでけトンデケ屯田兵」その6

「蝦夷地
 飛んでけトンデケ屯田兵」
 その6 屈斜路湖
















屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖です。
アイヌ語で「クッチャロ」と呼び、
喉・口、湖からの流出部を意味する名がその由来です。

藻琴山(もことやま)、サマッカリヌプリなどを外輪山とす
屈斜路カルデラ内にあり南端から釧路川が流れ出しています。



















屈斜路の和琴半島にある 露天風呂


アトサヌプリ(硫黄山)から
pH2前後の強酸性の温泉水が
 
湯川という川から湖の北東部に流れ込んでいるため、
屈斜路湖全体もpH5前後の酸性湖となっています。

1938年の「屈斜路地震」で湖底からさらに硫黄が噴出し、
酸性に傾いたため魚類はほぼ全滅したようです。













1973
年から目撃証言のある「クッシー」は、
大きな影が遊泳する様子や湖面の波紋が立て続けに
目撃された言われており、
    湖面の美しい屈斜路湖の謎の生物です。

また、屈斜路湖の和琴半島は、
 ミンミンゼミ生息の北限地です。
温泉が湧き出るこの地域は
  少し地中の温度が高いからだそうです。



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