かまぼこトミカ

神奈川県の小田原市は、
江戸時代のおわり登場した
「蒸しかまぼこ」
の代表的な産地です。



「板に付いている」という格言は、
かまぼこが板にのっているということから来た言葉ですが、
板かまぼこは「焼きかまぼこ」として
室町時代(1300年から1600年ぐらい)には
           作られていたようです。

その後、江戸地方では焼き板がすたれて蒸し板ばかりになり、
特に、小田原式の「白かまぼこ」
江戸好みと呼ばれ定着したようです。
二宮 尊徳さんは小田原生まれですが、
日記の中でかまぼこを手土産にしたことを書いてます。

ところで。。。
小田原のかまぼこ屋の
株)村田屋権右衛門商店さんが、
TOMYとのコラボレーションで、
かまぼこトミカなるものを
出されています。


色づけは野菜からで天然色素、箱もトミカのパッケージです。
 本物のかまぼこなんで、味もよろし。。
 スーパーなんかで売っているようです。

北陸の富山もかまぼこの産地です。
いい魚のあるところは魚類加工品も美味しいですね。
かまぼこは「竿もの」といって縁起がいいので、
よく結婚式の引き出物にも富山では使われるそうです。
でも何竿もの「かまぼこ」は食べきれないし重たい。。
県外からの参列者にはつらい帰りになるようです。

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