ハードルの使い方〜ファインディング・ドリー
「ファインディング・ドリー」…
ニモの第二弾ってことだけど、
前作は最近まで
[ファイティング]と読み間違え、
闘うニモの物語(TOT)
登場する水族館にはモデルがあって、
世界最高峰といわれる
【モントレーベイ水族館】。
1984年に開園の水族館で、
4年間も海洋生物の研究して、
作り上げたアニメなんです。
パンフコメント さかなクン
「この映画で登場する
キャラクターを見ると、
ドリーちゃんの
もの忘れが多かったり、
ニモちゃんの
右の胸ビレが小さかったり、
ハンクさんの
足が7本しかないなど
それぞれに違いがありました。
それは、お魚ちゃんたちが
これまで生きてきた
壮絶な歴史の表れ
なのかも知れません。」と…
いま観てるドラマ『水族館ガール』。“できないOL”がたくましく水族館で、
生きていくって主人公…
かなりのハードルを乗り越えようと、
奮闘している姿が
ドリーと重なりました。
F・ドリーには“障がい”がテーマ、
とか言われているようですが、
イマの自分を受け入れて生きよう、
ってふうに観たほうがヨスです。
「海が嫌いなタコのハンク、
泳ぎのへたな
ジンベエザメのデスティニー、
エコロケーションに問題がある
シロイルカのベリー。
彼らはドリーに出会ったことで、
少しずつ変わっていく。」
ハードルがダメなことではなく、
それをどう使うかが大事やと。
置かれている場所をどう受け入れるか。
水族館生まれの海洋生物たちも、
実はたくさんいるってことで…
海に戻りたくないってコも、
いるのかもしれません…
ちょっと言い換えれば、
日本の原風景=ふるさと
と感じる日本人ばかりでは
ありませんから…
ドリーのように、
親がいるのは水族館で、
そこにたどり着くのが、
自分のルーツを知るのです。
ディズニー&ピクサーアニメは、
いつも吹替を映画館では
チョイスします(・ω・)v
今回も吹替俳優は豪華キャストで、
タコのハンクは上川隆也さん。
「ハンクはしゃべっていても
口が見えないので、
そこが吹き替えの
大きなハードルでした」と。
別モンで映像そのものや、
笑いのポイントを変えているとか。
今回は八代亜紀さんの登場。
エンドソングの八代さんの、
唄はナイスでしたが…
ところで、
ディズニーのニュースサイトによると、
2017年春に東京ディズニーシーに
「ニモ&フレンズ・シーライダー」。
拡張現実の技術が
より進歩するだろうから…
ハードルあげられちゃいそうです。
『ファインディング・ドリー』
原題 :FINDING DORY
日本公開:2016.07.16
日本公開:2016.07.16