熱田神宮の「ひつまぶし」

三種の神器の一つ、
「草薙の剣」がご神体の「熱田神宮」へ。
















素盞嗚尊 が八岐の大蛇を退治したときに、
その尾から取り出し、

天照大神に献上されたのが
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)

三種の神器は鏡、剣、玉の三つで、
あと二つは
「八咫の鏡(やたのかがみ)
「八尺瓊の勾玉(やさかにのまがたま)」。

鏡は伊勢神宮のご神体であり、
皇居の剣璽の間には勾玉
以外は
形代(かたしろ)
 と呼ばれる複製が祀られているそうです。

















「草薙の剣」って名は、
日本武尊が賊による計略で
狩のさなかに焼き殺されそうになった時に、
神剣が草を薙ぎ倒して
命が救わられたことにちなみます。
ちなみにその地は
「焼津」と呼ばれるようになっています。

「熱田」って地名はというと。。
日本武尊が、
吉備武彦と建稲種(たけいなだね)
伴って東征したおりに、
尾張に立ち寄ったときに建稲種の妹である
宮簀媛命(みやすひめのみこと)
 と知りあい婚約します。

東征を終えた日本武尊は
宮簀媛命の元に預けることになるのですが、

伊吹山の神の祟りによって命を落として、

剣は宮簀媛命の手に残ることになります。

「「神剱」が木を燃やし、  
 その燃え続ける倒木が、
 倒れた田の中でなお炎消えず、
 水田が熱したゆえ、「熱田」と名付けた」

   『尾張国 熱田太神宮縁起』より















この三種の神器は神武天皇以来、
十代の崇神(すじん)天皇までは、
皇居に保管されていたのですが、
鏡と剣は宮中より出されていたのだそうです。
「神器を宮中に置いておくのは恐れ多い」、
 伊勢神宮とともに熱田神宮が

パワースポットとよばれる理由がここにあります。


あの桶狭間の戦いの前に信長が
必勝祈願をしたのもこの熱田の地。
「この戦いは多勢に無勢、苦しい戦いとなる。
 熱田大神の力を借りて、是非勝利したい。」
ナゴドでの勝利を願っての必勝祈願。



で・・・・
腹が減っては戦は出来ぬということで、
「ひつまぶし」の発祥地に行ってきました。






















「あつた蓬莱軒」の神宮前店に。。
本店もほど近くにありますが、
こちらの方がスムーズとの情報を信じて、
開店前に到着。。。
すでにシステムチックな列が出来てました。
















待ち合い用の新聞、
「中スポ」「中日新聞」「朝日新聞」。。

ちょっと凹む。。


開店前にならんでいたので
スムーズに2階座敷へ。

みやみやさん
おススメの
サイドメニューをチョイスしてしばし待つ。
「生」ビールはないので久々の瓶ビール。
一杯目はお店の
おねえさんが注いでくれました。
















「鰻肝わさ」840円
なんちゃってグルメの虎次郎も初体験。
苦みが解る “ 大人の肴 ”ってやつ。
定番の「鰻肝焼き」もある。
















ここの主役は「ひつまぶし」だけど、
「うまき」はゼッタイにおススメ!
ひつまぶしの鰻がタマゴに包まれてる!
うまきというより「鰻の出し巻き」。
たっぷりあるので分ければ?
とも言われましたが、
一人一碗づつ頂きました大満足(・ω・)v
ちなみに840円でした。

















メインディッシュの
「ひつまぶし」の登場!!















1杯目 うなぎとごはん
2杯目 薬味をのせて
3杯目 お茶漬け ってあるけど、
「まるや本店」さんでの経験もあるし、
あえてノッケから薬味をのせて頂く。

それと“お茶漬け”は
「ひつまぶし」ならではの味わい方だから、

二杯ぐらいはコレで頂く。

















今回の名古屋への日帰り遠征。。。
グルメ旅と言いはりかねなかったのですが、
ダメ虎がこの日ばかりは影をひそめて、

名古屋の「もうひとつの長いヤツ」を成敗。

これも熱田さんの霊験がなせる業か、
あ〜〜ありがたや。。


ちなみにナゴドの竜は、
ここで戦勝祈願しているとのこと。

敵の本陣に乗り込んでまさに殊勲となったか?























樹齢千年の「熱田の大楠」
 弘法大師のお手植えと伝えられる。

 

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