至宝に出逢えた 至福の時
美術の教科書や写真集で見ていた
無著・世親菩薩立像
にようやく見えました!!
無著さん と 世親さん
無著像は「運助」、世親像は「運賀」の
あの運慶の弟子たちの手によるもの。
天平という時代から次の弘仁という
新たな表現が結実していると、
美術史では言われています。
写実性に加えて量感美を備えるこの像は、
木造としてのある意味 結実した作品だと思います。
本尊に向かってわずかに踏み出す姿は、
その次の一歩の歩みを想像させます!!
無著と世親は兄弟で北インドで活躍した、
法相教学を確立した二人です。
興福寺は法相宗の大本山であるので、
日頃は公開されていない「北円堂」の特別開帳は、
おおげさではなく 虎次郎の悲願でもありました。
北円堂本像の「木造弥勒如来坐像」には、
源慶、静慶、運賀、運助、運覚、湛慶、
康弁、慶運、康勝ら慶派仏師の名が墨書されており、
まさに「北円堂」の内陣そのものが、
巨匠 運慶 のプロデュース
ということなのでしょう。
明治に入っての神仏分離令、廃仏毀釈で
多くの興福寺の僧は、“春日大社”の神官に衣替えしました。
まさにある時期 歴史に翻弄された「興福寺」ですが、
時を経ての特別開帳もたくさん「興福寺友の会」の方々が
支えておられていました。
昨年のブログでも紹介しましたが、
興福寺 には檀家がないので、
みんなの福を興すお寺
ということになります。
明治維新以来苦難の100年を経て、
あらたな「興福寺」の時代
が始まりつつあります。
興福寺の今年の特別公開は11月24日まで!!
午前9時〜午後5時で期間中は無休。
←興福寺HPへ
◎北円堂 秋期特別開扉
期間 10月25日〜11月 9日
午前9時から午後5時
拝観料:大人300円・中高生200円・小学生100円
◎興福寺国宝特別公開−2008−
期間 10月18日〜11月24日
午前9時から午後5時(受付終了は午後4時30分)
※南円堂内陣および五重塔初層内陣が特別公開
拝観料:1,000円(東金堂拝観料含)
←2007/10/30
興福寺の秘仏に
逢ってきました!(・ω・)v
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無著・世親菩薩立像
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無著さん と 世親さん
無著像は「運助」、世親像は「運賀」の
あの運慶の弟子たちの手によるもの。
天平という時代から次の弘仁という
新たな表現が結実していると、
美術史では言われています。
写実性に加えて量感美を備えるこの像は、
木造としてのある意味 結実した作品だと思います。
本尊に向かってわずかに踏み出す姿は、
その次の一歩の歩みを想像させます!!
無著と世親は兄弟で北インドで活躍した、
法相教学を確立した二人です。
興福寺は法相宗の大本山であるので、
日頃は公開されていない「北円堂」の特別開帳は、
おおげさではなく 虎次郎の悲願でもありました。
北円堂本像の「木造弥勒如来坐像」には、
源慶、静慶、運賀、運助、運覚、湛慶、
康弁、慶運、康勝ら慶派仏師の名が墨書されており、
まさに「北円堂」の内陣そのものが、
巨匠 運慶 のプロデュース
ということなのでしょう。
明治に入っての神仏分離令、廃仏毀釈で
多くの興福寺の僧は、“春日大社”の神官に衣替えしました。
まさにある時期 歴史に翻弄された「興福寺」ですが、
時を経ての特別開帳もたくさん「興福寺友の会」の方々が
支えておられていました。
昨年のブログでも紹介しましたが、
興福寺 には檀家がないので、
みんなの福を興すお寺
ということになります。
明治維新以来苦難の100年を経て、
あらたな「興福寺」の時代
が始まりつつあります。
興福寺の今年の特別公開は11月24日まで!!
午前9時〜午後5時で期間中は無休。
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◎北円堂 秋期特別開扉
期間 10月25日〜11月 9日
午前9時から午後5時
拝観料:大人300円・中高生200円・小学生100円
◎興福寺国宝特別公開−2008−
期間 10月18日〜11月24日
午前9時から午後5時(受付終了は午後4時30分)
※南円堂内陣および五重塔初層内陣が特別公開
拝観料:1,000円(東金堂拝観料含)
←2007/10/30
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