大倉集古館をたずねてvol.4 祈りと救いの美 仏教伝来と釈迦如来


《聖徳太子勝鬘経講讃図》
鎌倉時代・14世紀
大倉集古館蔵 重要美術品

推古天皇14年(606)7月、
35歳の厩戸王が天皇に命じられ、
『勝鬘経』を講じたという
故事が描かれています。
日本へは仏教伝来は、
538 年(あるいは 552 年)に
百済の聖明王が伝えたのが
最初といわれています。

《聖徳太子勝鬘経講讃図》では、
朱色の袍に袈裟を
着けた聖徳太子が、
机上の経典を前に坐し、
左側に山背大兄王、
高麗法師 恵慈、
百済博士 学呵、
右側に聴聞する蘇我馬子と
小野妹子が描かれています。

《古経貼交屏風》6曲1双のうち
奈良~鎌倉時代(8~13世紀)

《百万塔陀羅尼》

宝亀元年(770)と制作年代が判る
世界最古の印刷物でもあります。

《観音菩薩坐像》
中国・金・元時代(13~14世紀)
大倉集古館蔵

頭部正面に禅定印を結ぶ
化仏の坐像、宝冠をつける。
ふくよかな顔立ちで
顎に丸みを帯びています。

《仏涅槃図》
 鎌倉時代・14世紀
 大倉集古館蔵 重要美術品

《観音菩薩坐像》の
後ろにあったが《仏涅槃図》 、
釈迦入滅の日に執行される
涅槃会で盛んに用いられたもの。

《釈迦三尊像》
室町時代・16世紀

木の葉を敷いた岩座上に
坐す釈迦如来の
右側に獅子に乗る文殊菩薩、
左には白象に乗る普賢菩薩、
童子形で描かれています。

《十六羅漢像》16幅の内
鎌倉時代・14世紀
大倉集古館蔵 重要美術品

釈迦の遺命を受け、
釈迦入滅後もこの世に永く留まり、
仏法を守り伝えて人々を
救済する役割を託された
16人の優れた弟子を、
十六羅漢と呼んだ。

これらの阿羅漢を各幅に
一人ずつ描いたもの。

着彩法や描法が3系統に
分けられるとび指摘があり、
様式の異なる羅漢図が、
後世に1具に
組み合わされたともされる。







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