袖章とプロ野球⑤ アイランドリーグの生き残り


藤川球児が11月10日を持って
グラブを置くことになった。

甲子園のショップアルプスで
ゲットしたメモリアルTシャツ。
バックプリントには歴代のチームロゴ、
シカゴ・カブス、
テキサス・レンジャーズ、
そして高知・ファイティングドッグス

虎次郎のユニコレには、
FUJIKAWA #11
オーセンティックユニ。
22を背をわなかったのは、
11に憧れがあったからだと。
ミスタータイガース村山実
そしてもう一人は斎藤雅樹だ。

実際のユニには両袖、
そして右胸に背中に
協賛企業ロゴが並ぶ。

リーグ4チームの現在のユニは、
アンダーアーマーがサプライ。
チームカラーを全面に押し出した
カラーリングも完成度が高い。

高知県は、面積は四国の4割近い、
ただ人口は最少の73万人。
経済的に大きなハンデがある中、
運営を続けてきているのは立派。

本拠地の高知市野球場には
ナイター施設がなかったが、
熱い真夏の炎天下は地獄。
2012年になって照明は、
市ではなく県に掛け合い、
つけてもらったもの。

徳島インディゴソックス
2020年の袖章は左右あわせて
6社がズラリ、そしてお腹に4、
背中には2つ付けられる。
球団のスポンサー探しは、
球団存続には必須なのである。

香川オリーブガイナーズは、
三野環さんという女性社長が務める。
GMには平成の唯一の三冠王の
松中信彦さんがサポートしている。

シーズン中のユニには、
多くの協賛広告が踊る。
“美人すぎる球団社長”
評判だった三野環さん、
球場の入り口で観客を出迎え、
一人ひとりのファンに丁寧に
あいさつをされるそうだ。
元職の保険の営業のスキルを活かし、
スポンサーの獲得にも力を注がれる。

徳島インディゴソックス
2019年優勝はしたものの、
肝心の観客動員は伸びなかった。
一番の原因は「ストロー現象」
明石海峡大橋と大鳴門橋で
淡路島を経由すると、
2時間ほどで神戸に行ける。
高速道路の整備が結果として、
人や経済などが大都市に
吸い上げられてしまっている。

2015年の高知遠征は8月7日、
前日はピースナイターの広島
高速バスを使うとたった4時間で、
高知にたどり着くのである。
徳島の野球ファン曰く、
「甲子園で阪神を応援して、
『六甲おろし』を歌いながら
車で帰って夜半すぎには
家に着く」のだという。

コロナ禍で球団経営はNPBでも
深刻な事態であること。
若返りと称した球団から、
ベテラン勢への来季の構想から
外れているとと伝わる…
そんな報道が今年は増えるはず。

社会人野球が衰退したのも、
不況のあおりだった…
満員のスタンドの風景がなければ、
球界再編は避けられない。
この時期にプロ野球があることを、
あえて楽しみたい(・ω・)v
そしてこれからも野球のある
そんな日常を願いたい!!

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