自転車のまち 堺を走る② 堺と自転車
なぜ堺で自転車?
日本では1900年前後から、
ハンドルやフレームなどの
部品製造が始まりました。
もともと欧州からの
輸入自転車の修理のため…
堺といえば…鉄砲や包丁、
それらの職人たちが
今風に言えば、
新規事業として参入。
というのがキッカケでした。
第1次世界大戦で
輸入がストップすると、
国内の自転車生産が本格化。
第2次大戦では堺も焦土化…
その中で島野鉄工所などの
被災は比較的小さかったそうで、
早く操業再開をされました。
ちなみに…
博物館はシマノさんが設立、
前身は島野鉄工所です。
自転車をこぐ足を止めると、
後輪と連動していたペダルは、
空回りします。
下り坂で安全運転するには、
ペダルと後輪が連動しないように
させることが必要です。
自転車に欠かせない重要部品、
その名は「フリーホイール」。
第1次大戦後の不況のさなか、
たった1台の旋盤で月三千枚の
「フリーホイール」を
生産した人がいました。
島野鉄工所の創業者、
島野庄三郎さん。
物資輸送を担って、
自転車需要が急拡大。
自転車需要が急拡大。
ちなみに…
中高時代の愛車は、
これと同種…
「氷屋チャリンコ」!