芦屋を駆け足にて③ 芦屋モノリス

ウェディング・レストラン
芦屋モノリス」にリノベーションの、
もと逓信省 芦屋別館


電話交換局として建造された昭和初期の近代遺産。
NTT西日本芦屋別館事務棟として使われたのち、
2003年末から閉鎖されていたのですが、
いわゆるブライダル・スペースとして
カップルの門出のスポットになりました。

褐色の濃淡2色のスクラッチタイル貼は、
逓信省の建物の定番でもあります。
設計は旧祇園電報電話局(NTT西日本祇園別館)や
広島郵便局電話分室と広島逓信局庁舎など
数多くの逓信局舎建築作品を手がけた
逓信省営繕課の上浪朗(うえなみ・あきら)さん。

大きな半円アーチ窓が多用されています。

蔦が絡まる季節には、
また違った表情をみせそうです。

テラスともなっているような、
場所の床面にもタイルが丁寧に
敷き詰められていました。



「芦屋モノリス」
逓信省芦屋別館→
建築年:1929年(昭和4)
構造 :鉄筋コンクリート造り、2階建
設計 :上浪朗(逓信省)
【兵庫県 景観形成重要建造物】

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