The Last Word

「東日本大震災から2年。
 「弱小」といわれた楽天を率いて、
 東北に初の日本一をもたらした。
 自らの宿敵だった巨人を倒し、
 被災者を勇気づける
 最高のシナリオを演じきった。」
1月4日に逝った星野仙一さん、
朝日新聞の惜別はこう始まっている。

あなたの旅立ち、綴ります
訃報記事を読むこと…
生前に用意しておくこと。
そんなことがブームとなり
Legacy.com」には、
ここ5年で倍増しているとか。

自身の訃報記事を生前に
用意しておこうと考え、
地元の若い新聞記者に記事執筆を
依頼した主人公ハリエット。

「周囲の人にどのような影響を
与えているかを見るまでは、
その人のことって
わからないもんなんだよ。
人っていうのは、
いなくならなければ、
その人生が与えた
影響の話をしない。…」
自分が何者か分からないという
新聞記者・アンに対して
ハリエットが言ったコトバ。
「まあ、何かではあるわよね」
昨日星野さんの
追悼試合に行ってきた。
献花台で花を捧げて見上げると、
蒼い春の風に半旗が揺れていた。
20番をつけた中日にも、
77の阪神にも
"星" をつけなかった。
試合の終了後
「星野さんにホンマ、
気を遣いすぎやなぁ〜」と。

映画をみて数日経った甲子園で、
自分が何者で、何ができるのか、
どう見られているのか…
そこを断捨離しても、
何かになれればいいと。
そんなキモチにさせてくれた。
「いい一日を、ではなく
 意味のある一日を」
今日からもそんなトキを
刻んでいきます(・ω・)v

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