2009年に行けなかった児島の「野崎家住宅」。
今回は行きの「金曜日」に見てきました。
この邸宅は「塩田王」として名高い
野崎武左衛門(1789-1864)のもの。
実はもともと裕福な家だったのだが、
父の代に、塩浜に手を出するなどしてして家財を失い、
武左衛門は貧苦のなかで育ったのだとか。
国の重文の鉢巻積みの石垣の「長屋門」を入ると、
濃い緑を背景に土蔵が軒を連なる。
「児島」で繁盛していた機織りに目をつけて、
足袋製造業を営むが、改めて親戚筋の協力を得て、
塩田開発に着手したのだという。
住宅の背後には薪納屋があるが、
住宅の背後には明治~大正時代にかけて造られた、
扇面の石でおおわれた石垣に守られている。
こちらは従業員たちの食堂。
夏空に映える蔵のフォルム。。。
とても気持ちのよい空間でした(・ω・)v