KOBEの鉄人に会う
















10月4日から神戸の新長田駅前の
若松公園に完成した
鉄人28号に会って来ました。


高さ約15.3メートル本当にデラい
やや腰を落としているので、
直立するとほぼ18メートルに相当するそうです。
体重は約50トンだがバランスをとるには、
約150トンの基礎重量が備えています。

そう言えば
長田地区は震災後2年ぐらいして、
復興の姿を忘れては行けないと
思い訪れた想い出の土地。
駅前はまさしく再開発そのものの、
セットのような街並に変わっていました。




横山 光輝 さんは、
1934年の神戸市生まれ。
高校在学中から
マンガの執筆をされていた。
須磨高等学校から、
神戸銀行 (現三井住友銀行)
     に就職。











マンガの情熱冷めることなく、
5ヶ月で退職した後。
神戸の映画会社宣伝部に勤務しながら、
執筆に勤しんで多くの作品を残されました。


虎次郎の家には「徳川家康」
「豊臣秀吉」
といった、
歴史マンガが全巻揃っていました。
父もかなりのファンで凝り性の父は、
10巻くらいを一気に
徹夜で読んでいました。
そして次の日は原作1巻を
一夜漬けで読み切る。。
今も家に残る横山作品には
そんな想い出が過ります。


頭部が公園に着いたのが7月27日のこと、
9月7日には5階建てビルの高さに匹敵する
約15メートルが聳え立ちました!!



















本当は
こんな青空の下
でと、
思っていたのですが、
「新長田」の駅に
着いたら・・・
予想通りの雨が
ポツポツと
振り出して。。
冬の訪れを
予感させるような、
冷たい雨空での
対面となりました。






















この鉄人が作られたのは、
大阪府 岸和田市の
「北海製作所」さんです。

←クリックすると
「北海製作所」さんのHPへ

「北海製作所」さんは
圧力容器用「鏡板」を
製造する企業なんだそうです。









『鏡板』とはあらゆる産業の圧力容器設備機器に
使用される必需品なんだそうで、
国内市場のシェアは60%で、
業界の国内トップメーカーになってはります。





















モニュメントへの
アプローチにも、
鉄人の頭部が
連なっていましたし、
10月31日からは
夜のライトアップ
始まっているようで、
夜空に勇姿が
照らし出されているそうです。
ライトアップは日没から
9時半までです!!







商店街のあちこちにも
鉄人の姿が見られます。
地下鉄海岸線の
新長田駅にも
原寸大のラッピングが
あるそうですが、

モニュメント近くにある
ジョイプラザ大丸にも
鉄人が飾られていました。


















こちらは「六間道商店街」にある、
なごみサロンにある鉄人です。
まさしく鉄人だらけの街になっていました。



























ところで。。。
実はこの鉄人28号って
このプロジェクトの前に、
こんなもの作ってみようかって感じで、
鉄を曲げて溶接して作ろうとしていた人

   いたんだそうです。
なんでもつくるよ」のkogoroさん。
そのブログにはすでに跡形もないようですが、
版権元に承諾ももらってはったようです。
KOBE鉄人プロジェクトとの
共存は出来んかったようです。
ご本人がこの件については
「終った」こととされているので。。。


元々は神戸版は当初から
銅像モニュメントやったとか。
28号に続いて29号!!という
  訳にはいかなかったようです。
























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