『心が折れても、あきらめるな』















オールスターゲームの前の最終戦、
心が折れそうなことが続いている。
理由は「阪神が弱いから」というと、
相変わらずのトラキチいや
そこまで行くと
ホンマモンのトラバカやなぁ〜
 思われるに違いない。


小学生の子どもたちに夏休みを前に
出された金本知憲の本が、
職場の出入りの本屋さんから届いた。
「心が折れても、あきらめるな」
心が折れたらあきらめるしかないのに、
 どういうイミだろうと思っていた。

「弱っている人間に「心が折れたらだめだ」
 と言うのはかんたんだ。
 でも、
 そのはげましは残酷なことがある。」


金本が本の中で
阪神ファンのことをこう綴っている。
「多くの阪神ファンにとって、
 チームは生活の一番中心にあるものだ。
 「仕事で失敗しても、阪神が勝てばええ」
 なんて人も少なくない。
      そんなチームはほかにない。」

虎次郎は「阪神が
本業や」とよく話すことがある。
イチオーはサラリーマンだが。。
タイガースを中心に日々過ごしているかも
 知れない、、、

思い返すとタイガースの成績がいい時は、
辛い自分の境遇を晴らす役目がタイガースだった。
2003年、2005年もそんな年だった。
優勝のカウントダウンに陶酔することが、
心が折れている自分への励ましでもあった。

すでによく知られているが金本選手は、
一浪して大学に入学している。
「人生最悪の日々」と章立てられたのを読むと、
広島カープへの入団に紆余曲折があったこと。
はじめてふれるエピソードもならんでいる。

実は虎次郎は大学卒業後、
一年間 浪人をしている。
大学院の試験に落ちて再チャレンジのため、
大学では学ぶが
「学生」という身分のない日々は
 消化不良の連続だった。

でも。。。
心だけは折れてはダメだともがいていた。
「心が折れても、あきらめるな」の
アドバイスがあればもっとよかったかもと思う。


ダメなときをも
   受け入れてあきらめない。
金本のような偉業はないがそうありたい。



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