日の本の夜を守る社 日御碕神社①

6月に出雲にいったときのお話...
日の本の夜を守る」といわれた日御碕神社
島根半島の西端に位置するのですが、
早朝にお参りしてきました。

「伊勢大神宮は日の本の昼の守り、
出雲の日御碕清江の浜に
日沈宮を建て日の本の夜を守らん」 との
神勅により祀られたのがはじまり。

現在の建物は徳川家光の命により、
松江藩主の京極忠高
1634年(寛永11年)に着手、
1644年になって
松平直政が完成させたものだそうです。

壁や木の切り口は白色で、
柱や横木が丹塗(にぬ)り。
桃山時代の面影をそこかしこに残しています。

楼門をくぐってと右手にある小高いところ、
階段をあがるとそこに鎮座しているが
神の宮」。
素盞嗚尊(すさのおのみこと)がおられるところ。
ちなみに二つの本殿ともに、
拝殿と本殿が続く「権現造り」という様式です。
神社は下の宮「日沈宮(ひしずみのみや)」と
上の宮「神の宮」という上下二社からなり、
総称して「日御碕神社」なんだとか。
 楼門は修理中でしたが...
こちらには水鳥の彫刻。
 とにかく装飾彫刻が素晴らしいのです。
  
 これはあの因幡の白兎の蒲の穂?

白馬も...
 これは鹿ですね。

虎もいましたよ。
ちょっとノッポリしてて尻尾が妙に長い。
どちらも同じ時代の彫刻ですが...
ちょっと社殿によって趣きが違います。

装飾彫刻はなんとその数100以上。
またゆるりと紹介していきます!!

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