祖母が愛した祇をん鰻の名店「松乃」
京都・南座のまねき・・・
今年は感慨深い風景のひとつになった。
実はあと100日で歌舞伎座新開場を迎える。
祖母が西陣にいたこともあり、
大学は京都に毎日足を運んでいたので、
この風景はまさに年の瀬のシンボル。
祖母と叔母の墓所に久しぶりに訪れた帰りに、
彼女らが愛した南座近くの鰻の名店へ。
東京浅草出身の祖母は生粋の江戸っ子だが、
祖父とともに西陣でビロード織りを営み、
二人の娘たちを大学に送った。
どこまでもキップのよかった彼女が愛した名店、
それが祇をん「松乃」である。
巷に溢れる“うな丼”とは一線を画す。
浜松市からよりすぐりの逸品は、
ここで敷地の井戸から湧き出る京の名水で、
まる一日“京の水”に馴染まされて・・・
江戸前の背開き、備長炭で素焼きに。
そして蒸し器で深く蒸されてから、
引き継がれたタレに潜らされて、
ふたたびで備長炭に燻し焼きとなる。
それが祇をん「松乃」である。
巷に溢れる“うな丼”とは一線を画す。
浜松市からよりすぐりの逸品は、
ここで敷地の井戸から湧き出る京の名水で、
まる一日“京の水”に馴染まされて・・・
江戸前の背開き、備長炭で素焼きに。
そして蒸し器で深く蒸されてから、
引き継がれたタレに潜らされて、
ふたたびで備長炭に燻し焼きとなる。
肝吸いは必須であるからして・・・