2016年11月16日水曜日

イケフェス 2016〜 大同生命 大阪本社ビル

一本足で立っているようなビル
大同生命 大阪本社ビル

[特別展示]
「大同生命の源流"加島屋と広岡浅子"」
NHK朝ドラの舞台となった「加野屋」のモデルと
考えられる「加島屋」が店を構えた地に立つ
大同生命の本社ビル。
加島屋・広岡浅子・ヴォーリズ建築を伝える
特別展示に加え、ガイドツアーを実施します。
 
この展示は普段は平日しか、
見られないのですがイケフェスの
土日には特別公開をされていました。
[西横堀川方面から見た広岡家本家(加島屋)]
  「九転十起の女 広岡浅子 伝」より
あさが来た」で話題だった頃に、
展示は見ていたので…
後日 天気のいい青空もと、
ビルの外観をカメラに収めました。


こちらは旧肥後橋ビルの模型、
出されていたもの。

[大同生命旧肥後橋本社ビル]
  「九転十起の女 広岡浅子 伝」より
新ビルは旧ビルの跡地に
1993(平成5)年に誕生したもの。

旧ビルの最上階のテラコッタ
南西の位置に飾られています。
「都市に一大美観を添えたい」
大同生命2代目社長の広岡恵三が、
ビル完成あいさつでのコトバ。
ヴォーリズの妻 満喜子の兄
あたるのが恵三なのだという。

ヴォーリズは本社ビルに続き、
各地の支店を次々と手がけたそうです。
ただ残念ながら…
現存しているものはないと(T_T)

新ビルは近代的な外見ですが、
ここかしこに旧ビルのデザインが
受け継がれています。

新ビルは一粒社ヴォーリズ建築事務所
日建設計の共同設計なのだそうです。

近江兄弟社グループの
一粒社ヴォーリズ建築事務所の
芹野与幸さんは
地域にとって銀行とは何か、
 人びとからどういう目で見られるかを
 ヴォーリズは考えて設計した
」と、
新ビルにDNA継承となっています。

屋上に教会の尖塔を模した
装飾の「ピナクル」は、
車止めなどのデザインとして、
いまは地上に降りています。

新ビルの「自由」という像。
アルゼンチンの解放者アルヴェアル将軍
記念群像のうちの一体。
エミール=アントワーヌ・ブールデル
作品で、箱根の「彫刻の森美術館」には
4体揃って飾られています。
新ビル自体は樹木に、
支えられているような出で立ち。
教会建築の聖堂を支える
柱のような構造になっています。

東側にある本郷新さんの
「太陽の母子像」(1976)。
北海道生まれの本郷さんは、
高村光太郎に師事。
稚内の氷雪の門をはじめ
北海道内に多数展示あるそうです。


寄り添うように立つ
「大同生命 南館」

デザインはシンプルながら、
本館との調和が見て取れます。

南館地下への階段?
金雲が壁に…






17 大同生命保険株式会社大阪本社ビル
所在地 :西区江戸堀1-2-1
建設年 :1993年
設計  :日建設計、
    一粒社ヴォーリズ建築事務所

※日本経済新聞の記事を参考にしています。
壮麗な外観 時代を象徴 ヴォーリズの建築遺産(4)