2016年11月5日土曜日

京都のトク旅 2016〜誓願寺

総本山・誓願寺
創建は飛鳥時代まで遡り、
法然上人、西山国師、
立信上人と続く浄土門の聖地に。
街の中にある暮らしに密着した
信仰の場 念仏道場として、
愛され続けている場所。

誓願寺縁起絵」は、
三幅からなっていて、
第一、第二は創建から鎌倉期、
第三は鎌倉から室町までの
霊験譚が描かれいます。

第三幅が江戸時代の絵師
海北友雪
※ (かいほうゆうせつ)
の作と伝えられています。

今年になって
第一幅の明治時代の
写しが発見されたとか…
見つかったのは本堂下の
地下倉庫というのが
ちょっとオドロキです。

第一幅の模本の、
醍醐天皇や恵心僧都源信、
清少納言、和泉式部らの、
顔の表情などがクッキリと。

ふだんは京都国立博物館に
寄託されているので、
21年ぶりに三幅そろっての、
お寺での展示となったのです。

近くには和泉式部ゆかりの
お寺 誠心院があります。
藤原道長が和泉式部のために、
御所東側に一庵を起こし…
天正年間(1573~91)に
この地に移されたのだそうです。
ココにも顔出し(・ω・)v
本殿前の装飾彫刻に
虎と笹ハッケン!
手挟の彫刻もナカナカです。


「誓願寺」

京都市中京区新京極桜之町453
   (新京極通り六角下る)

※海北友雪とは?
江戸初期の海北派の画家。京都生。
父は画家海北友松。名は道暉(道輝)、通称は忠左衛門。
画を父友松、のち狩野探幽に学ぶ。
春日局によって徳川家光の推挙を受け海北家を再興した。
狩野派や大和絵の影響を受けた装飾的画風の
海北派を樹立し、晩年は禁裏諸建築の
障壁画制作にも関与した。延宝5年(1677)歿。