2010年11月29日月曜日

大大阪をあるく8 新井ビル

















土日はビジネスマンの姿が消え
ゆっくりとした時間が流れる堺筋。
でも元銀行だった建物は

スイーツを買い求める人たちが出入りする。

「五感」というスイーツのお店が入る
「新井ビル」は1922年誕生の
鉄筋コンクリートビルだ。
















正面が左右対称、
ギリシア・ローマの古代建築風、
正面中央の空間が天井の高い吹き抜け。
銀行建築のお手本そのものだ。
メダリオンも威風堂々と。。

















「報徳銀行大阪支店」
建築年:1922年(大正11)
鉄筋コンクリート造4階建
設計:河合建築事務所(河合浩蔵)
【国登録有形文化財】

2010年11月28日日曜日

大大阪をあるく7 日本銀行大阪支店

1971年頃にもちあがった
「中之島東部再開発計画」
近代建築物を取り壊し、
人工地盤上に新たなまちづくりは、
市民の反対運動で採用されなかった。
















古い市庁舎と向きあう風景が、
おぼろげながらも思い出される。
1984年までは、

「大阪市役所旧本庁舎」には、
シンボリックな塔が聳えていた。















在りし日の「大阪市役所旧本庁舎」

青少年をまもる青銅製の「愛の鐘」、
「みお つくし」の市章と母子像、
手をつなぐ子ども達がデザインされている
「みおつくしの鐘」は今では地上からは見えず、
毎夜10時に鳴り響く鐘の音が健在を示す。































御堂筋という喧騒な車列に挟まれて立つ。
花崗岩の外装に青銅色のドームの屋根が、
「日本銀行大阪支店」。
モデルはベルギー国立銀行なんだそうだ。
1903年に建てられたまさしく
ルネッサンス様式の明治建築そのもの。















車寄せの小さい屋根のようなものを
「ペデュメント」というそうだが、
窓と三角の屋根と柱だけど、
神殿建築のような形を作っている。
















そこにある丸い櫛形のデザインは、
実は日銀の紋章を表している。
紙幣の肖像画の近くにあるマークと同じ。
単なる模様ではなく、
意味を持つ印が刻まれている
近代建築のオモシロさがここにある。

















建築年:1903年(明治36)、
    改修1982年
石造煉瓦造2階建
設計:辰野金吾、葛西万司、長野宇平治

大大阪をあるく6 北浜レトロビルヂング






















大阪証券取引所ビルから、
道を挟んで北側に
小さな煉瓦造りの建物・・・
それが「北浜レトロビルヂング」

もともとは株式の仲買を行う社屋として、
1912年に建てられたもので、
戦後は建築資材の専門商社、
現在は英国紅茶とスイーツの店
「北浜レトロ」

設計はイギリスの建 築に影響を受けた
日本の建築家と言われている。

肌色っぽいファサードのタイルで、
赤煉瓦以外のタイルが貼られたビルでは、
大阪では最初の建物でもあるようだ。
















玄関欄間の
幾何学的にくずした花模様は、
アールヌーヴォーという時代の象徴とか。

















「北浜レトロビルヂング」
「桂隆産業ビル」
建築年:1912年(明治45)
煉瓦造2階建 地下1階
設計:不詳
【国有形文化財】

大大阪をあるく5 旧大阪教育生命保険ビル

















煉瓦造り辰野金吾洋館の
「旧
大阪教育生命保険」
白いラインの花崗岩が
そのフォルムを際立たせている。
やはり洋館は角地が映えるなぁ〜と。
それにしても電線なんとかならんのか。

以前はシェ・ワダの高麗橋店であったが、
現在は
フレンチレストラン・ウェディングの
オペラドメーヌのお店が入る敷居の
高い一角となっておる。


































屋根の隅にある彫刻。
ライオンのようにも見えるが
波と花?ブーケなのか??



「旧大阪教育生命保険」
1912年(明治45)
煉瓦造2階建
設計:辰野片岡建築事務所

2010年11月27日土曜日

慶沢園の秋景色

大阪市内もあちこちで
秋景色に染まって来た。
京都の紅葉スポットはどこも
大混雑やったらしいですな。

仕事帰りにちょこっと馴染みのお庭に。
天王寺公園内にある「慶沢園」
かなり色づいていました。


















菊とのコントラストもまた美しい。
うーん満足じゃ(・ω・)v

大大阪をあるく4 生駒ビルヂング





















堺筋と平野町が交差する
角に立つ「生駒ビルヂング」。
やはり角地に立つと姿が映える。


1930年に 生駒時計店 として誕生。
平野町通りあたりは当時の繁華街で、
かなり人々の目を引いていたのだろう。

















スクラッチタイル、出窓、花崗岩の彫刻など、
当時の流行をすべて取り入れているので、
見飽きることがない。

「スクラッチタイル」の表面の凹凸が、
陰影を見せていて光沢感を醸し出している。
外装材にスクラッチを入れた
煉瓦を用いた建物で有名なのが、
東京の「帝国ホテル旧本館」
現在は明治村に移築されている。
















実は「鷲」をモチーフにした装飾は、
設計当初は「ふくろう」だったらしいが、
イメージが暗いとオーナーの希望で
変更されたのだそうだ。



















テラコッタの装飾の最上部には、
生駒時計店の " 生 " の字が見える。
「テラコッタ」とは、
粘土を焼いて作った素焼きの塑像や器、
建築装飾の材料としてよく用いられている。

















生駒ビルヂング」
「生駒時計店」
1930年(昭和5)、

改修2002年(平成14)

鉄筋コンクリート造5階建
 地下1階

設計:宗建築事務所

改修:Y's建築設計室

【国登録有形文化財】



大大阪をあるく3 高麗橋野村ビルディング

















京阪北浜駅から
堺筋を少し南下すると、
「高麗橋野村ビルディング」が姿を見せる。

1927年の竣工の安井武雄 氏の代表作だ。















入り口の三日月型の装飾は、
門松のようにも見えるとも評される。
テラコッタが使われている。






















土のような色合いの壁、
なめらか縦長窓の連続するデザイン。

奥行きが浅いにもかかわらず
強いインパクトを与える。

タイルで覆いつくされたビルそのものが、
素焼きの巨大モニュメントのようだ。




















「高麗橋野村ビルディング」
建築年:1927年(昭和2)
鉄筋コンクリート造6階建
 地下1階(戦後7階に増築)
設計:安井武雄建築事務所

2010年11月26日金曜日

大大阪をあるく2 大阪証券取引所ビル
















京阪北浜駅には証券会社の広告が未だ健在だ。
地上にあがるとこの地のシンボル
「大阪証券取引所ビル」が聳える。
1935年(昭和10)竣工。
設計は、長谷部竹腰建築事務所。

2004年、
正面玄関にあたる
円筒形のドームの部分 だけ残し、
他の部分は新たに建て替えられた。
いわゆる会場機能が不要となったことから、
事務所・商業を誘致する
多機能複合ビルへ建て替え。

道路を隔てて北西から見ると、
後ろの高層ビルとは切り離された印象さえあり、
景観的にもシンボルとしての役割は継承された。
















ホールの楕円形の床やステンドグラスは、
当初のまま残されている。

ステンドグラスが高窓に入っているのは、
昔は光源が少ないため
明かり取りの役割も兼ねていたようだ。





















真ん中のすりガラスの部分と対照的に、
周辺部の装飾はギザギザの形など、
幾何学模様が施されているのは、
この頃のアールデコの時代の流行を伝えるもの。

















ホールの床の大理石の模様は
何を表わしているのか?
ちょっとわからなかった。
















窓枠のデザインにも何か意味がありそうだ。


「大阪証券取引所ビル」
「大阪証券ビル市場館」
建築年:1935年(昭和10)
鉄骨鉄筋コンクリート造6階建 地下2階
保存建替:2004年(平成16)
建替設計:三菱地所設計、日建設計設計監理JV 


大大阪をあるく1 大阪市中央公会堂

札幌、名古屋、広島などなどの
洋館を訪ねて来たが、
大阪、京都そして神戸の洋館も、
改めて訪ねて行きたいなと思い立った。


















築を勉強している人は、
大阪に来たら
中之島の近代建築を見に、
必ず足を運ぶのだという。

まず近場なので「中之島」の洋館を
おさらいして観ようかと・・・・

赤レンガ建築の到達点を飾っているのが、
「大阪市中央公会堂」
北浜で株式仲買商を営んでいた
岩本栄之助の寄付によって、
1918年10月に竣工した建築。

指名コンペは1912年に行なわれたが、
参加者による互選という珍しい方法がとられ、
なんと最年少参加者の岡田信一郎の案が選ばれた。
ただ建築顧問の辰野金吾の事前採点でも
岡田案が1等だったところに事情がうかがえる。













「大阪市公会堂設計競技1席
  岡田信一郎案透視図」

    大阪市中央公会堂蔵



ネオ・ルネッサンスを基調に
バロック的な躍動感を加味したデザイン。
ちなみに
ネオとは、
ギリシャ語で「近代的な、新しい」

ルネサンスは
フランス語で「再生、復興」という意味。

















明治式と大正風が拮抗した時代を、
表わしている建物だと言われている。
西欧の近代主義的動向の
「新建築」
の風が届いてきていた頃。
でも「辰野式」が主張してるから
明治の雰囲気がプンプンしてる。

















正面の屋根上に飾られているのは、
「ミネルヴァとメルクリウス」の像。
「ミネルヴァ」
  科学・工芸・平和を象徴する女神で、
「メルクリウス」が商業の神なんだそうだ。
1943年の戦時中の
金属回収以来失われたものが、
2002年の保存・再生工事を
期に再現されたものだ。

当初の松岡壽氏のスケッチには、
大阪市章「みおつくし」が描かれている。



































軒蛇腹に変化もたせたり窓の大きさなどの
岡田氏の細かい工夫は、
変化を抑えたどっしりとした「辰野式」変更、
実施設計「辰野金吾」の名が裏付ける。

岡田氏はそのような流れを建築目的の変化、
材料の変化などに基づく合理的な建築を
目指すように考えていたという。































大阪市中央公会堂」
建築年:1918年(大正7)、改修2002年
鉄骨煉瓦造3階建 地下1階
設計:[原設計]岡田信一郎
   [実施設計] 辰野片岡建築事務所
【国重要文化財】


2010年11月23日火曜日

うめ〜ハンバーグ「東洋亭」















京都の北山に今なお健在の「東洋亭」。
こないだ京都に行った時にランチ、
久しぶりにウマいハンバーグにあって来た。
















ランチはとってもリーズナブルで、
こちらは「東洋亭風ハンバーグステーキ」

















こちらがどのランチメニューにも
付いていたはず?の「トマトサラダ」。
特製のソースの上にのってる。
シンプルだけどなかなか再現するのが
ムズカシイとか。

「東洋亭」さんは、
季節によって産地を変えたりして、
一番いいものを仕入れているのだそうだ。

パンまたはライスがついて 1,155円。
パンはお代わり自由なんでビーフシチューソースに
つけて食べるとグー。。
















こちらのピザもかなりのボリューム。
「東洋亭名物 ひき肉のピッツア」

















「フィレビーフステーキ」
















「和風ハンバーグステーキ」
















タマゴのフンワリ感は絶品の
「ふんわり卵のオムライス」








2010年11月21日日曜日

FIGHT FOR THE VICTORY!!

何年かぶりのラグビー観戦に行ってきた。
東大阪にある花園ラグビー場。















母校が大阪第2地区の決勝に臨んだ。
男女共学校になったので黄色い歓声あり。
















前半は互角に戦っていたのだが、
後半は相手のフォワードに圧倒され敗退。


それでもマフラータオルに満足の虎次郎。











大阪桐蔭52−33同志社香里









花園の街のマンホール