2016年8月31日水曜日

堺出島から航るん

大阪が
「なにわ」と呼ばれていたのは、
魚場(なにわ)」から…とか。
魚の豊富な海を感じる
堺出島漁港から、みなと町・堺を
感じるイベントに参加してきました。


堺出島漁港・とれとれ市で、
地元の魚を提供されてる
タカダ水産」さんの船にて…

いざ堺の海へ…



旧堺港に近づくと、
明治10(1877)年に建築の
木造洋式燈台が見えてきました。

当時は堺県民の寄付と

堺県からの補助金によってできたもの。
土台の石積みは備前国出身の石工、
継国真吉が携わったそうです。
燈台は堺の大工の
大眉佐太郎さんの手によるもの。

2001年からほぼ6年がかりで、
保存修理がなされて、
往時の姿が甦っています。

向かいに立つのが、龍女神像
地元では「乙姫さん」と呼ばれ、
右手に玉を掲げ、
堺の自由の女神とも。

1903年(明治36)の
第5回内国勧業博覧会に、
当時東洋一を誇った
大浜水族館前に設置されたのが
初代龍女神像だとか…

2010年に市内の彫刻家である
岡村哲伸さんによって復活、
堺のまちを見守っています。

アタマの上に龍を戴いています。

乙姫さんがわの岸壁は、
古い堺港のもの。

荷降ろしをした雁木もみられました。

堺が華やか頃の壁画。



こちらは関西電力の火力発電所。

ピタリと一列に

ベスポジで船を
停めてくれはりました。



こちらは救命艇の工場。
大津波などに備えるもの、
3.11以来注文が
絶えないそうです。

実はこの日は、
ピンクリボン大阪さんの
イベントでした。

ピンクリボンBBQフェスタ
 in堺出島漁港を楽しむ


エビの唐揚げとか。

アナゴ・ガシラ

泉ダコ・イカ・エビ
ほとんどが
大阪産(おおさかもん)」。





タチウオの天日干し。
お腹も気分も上々の一日でした。

2016年8月13日土曜日

大阪の近代化遺産をあるく〜三ツ山家住宅

長堀通沿い…
気づくとなるほどうなずける
大正期のモダン住宅
三ツ山家住宅」。
塔屋付きに縦長の窓が
クラシカルな印象。
シンプルさに設計者の
洗練さを感じさせます。


玄関廻りの意匠
ステンドグラス
当初からのものかと。
ギヤマン風のサッシガラスを
入れ替えてるところが、
オーナーが
大切に受け継いでいたことが
想像できます。
表札には持ち主の名…
今も歯科医院として、
営業されています。

半円柱の見せ方が巧み。




立地の関係で建物背面も
街路に接していて、4階建て。
地盤が1階分高さを
絶妙にこなしています。
正面玄関は
2階ということなのです。


「三ツ山家住宅 旧主屋」

竣工年:1926年(大正11)
設計 :立島幸助
構造 :鉄筋コンクリート造 4階建、塔屋付
所在地:大阪市中央区谷町6-9-22
【国 登録有形文化財】

2016年8月12日金曜日

大阪の近未来をあるく〜NEXT21


天王寺区清水谷の「NEXT21」、
住みながら都市型集合住宅の
近未来への実証中。
1993 年 10 月の竣工後、
15年間もの実証実験ちう。

大阪ガスの社員さんと
そのフェミリーが
実際に居住してはります。
スケルトン(構造躯体)・
クラディング(外壁等)・
インフィル(住戸内装)とに、
分離した建築システムで
長寿命化を図っているとか…
そして集合住宅ならではの、
人と人とのつながりにも工夫。
この立体街路の下部スペースを
つかって生活配管を忍ばせています。

あと緑地を形成していて、
第1フェーズの5年間で、
野鳥の飛来や自生植物の
生育が確認されたそうです。





植栽による日射の遮蔽や
水分の蒸発による気温の低下も
確認されたとか…






「NEXT21」
竣工年:1993年
構造 :B1階~2階
     鉄骨鉄筋コンクリート造
    3階~6階
     プレキャストコンクリート、
     鉄筋コンクリート複合構法