2010年11月28日日曜日

大大阪をあるく7 日本銀行大阪支店

1971年頃にもちあがった
「中之島東部再開発計画」
近代建築物を取り壊し、
人工地盤上に新たなまちづくりは、
市民の反対運動で採用されなかった。
















古い市庁舎と向きあう風景が、
おぼろげながらも思い出される。
1984年までは、

「大阪市役所旧本庁舎」には、
シンボリックな塔が聳えていた。















在りし日の「大阪市役所旧本庁舎」

青少年をまもる青銅製の「愛の鐘」、
「みお つくし」の市章と母子像、
手をつなぐ子ども達がデザインされている
「みおつくしの鐘」は今では地上からは見えず、
毎夜10時に鳴り響く鐘の音が健在を示す。































御堂筋という喧騒な車列に挟まれて立つ。
花崗岩の外装に青銅色のドームの屋根が、
「日本銀行大阪支店」。
モデルはベルギー国立銀行なんだそうだ。
1903年に建てられたまさしく
ルネッサンス様式の明治建築そのもの。















車寄せの小さい屋根のようなものを
「ペデュメント」というそうだが、
窓と三角の屋根と柱だけど、
神殿建築のような形を作っている。
















そこにある丸い櫛形のデザインは、
実は日銀の紋章を表している。
紙幣の肖像画の近くにあるマークと同じ。
単なる模様ではなく、
意味を持つ印が刻まれている
近代建築のオモシロさがここにある。

















建築年:1903年(明治36)、
    改修1982年
石造煉瓦造2階建
設計:辰野金吾、葛西万司、長野宇平治