日本シリーズ出場の代償

クライマックスという制度がなかったならば・・・
シーズン中のままのダメトラであったならば・・・
からくりドームの空調がいつもの調子ならば・・・
マエケンがボーグをしなかったのならば・・・
秋山幸二が監督をやめると言わなかったならば・・・
いろんなタラが頭のなかを駆けめぐるが、
野球にも人生にもタラなんてことは、
想像めぐらせることはできても、
決して起こりえないのであります。
ですから、
棚ぼタイガース」と揶揄されながらも、
2013年の日本シリーズにコマを進めたのは、
まさしく歴史の必然に違いない。

思い起こすと1985年の日本一の胴上げは、
埼玉所沢にある西武球場にて。
当時 虎次郎は大学一回生、
甲子園だけなのだが年間29試合観に行った。
日本シリーズ出場が決まってチケット争奪戦、
当時はプレイガイドでの発売。
前日から長蛇の徹夜組が陣取る。

大学時代所属したサークルの名は
同志社狂虎会」。。。
名前は厳しいがライトスタンドに陣取る、
7回の裏のジェット風船はその頃からあったが、
サークルでは禁止だった。
理由は「ゴミになるから。。。」、
それと「形がイヤラシイ」(TдT)

話を日本シリーズに戻す。
85年の日本一の胴上げ、学生だったので
時間の余裕があったにも関わらず・・・
直見していない。
語学必修の中国語、
その講義出席数がビミョーだったから。

それから29年。。。
狂気の沙汰で虎を追いかけているのは、
ただただ日本一の瞬間を見届けたいから。
期せずしてめぐってきた2013年の
日本シリーズ進出。。。
どうせダメだろうと思っていたら、
福岡にまで足を進めてしまったのである。
ヤフオクドームから天神へ...
博多一の繁華街は厳戒態勢が整っていた。
西スポの号外を悔し紛れに受け取ったら、
警察官が虎次郎に近づいた(TдT)
えっタイガースファンはもらっちゃだめなの?
「お兄さん申し訳ないがユニフォームは
脱いでもらってもいいですか」だと(# ゚Д゚)。
「暴れる元気なんか残ってないで〜」( ;∀;)
現地合流のツレとも会えずに、
ささやかながら博多ラーメンを楽しもうと、
一蘭」さん天神西通り店の
おひとりさま席へ流れ込む。
 替え玉、チャーシューが届いたら...
さっきの警察官が店内に入ってきた。
少々興奮気味の虎ファンがいたから、
警らに来たのだとか。
どこまで付きまとうねん。゚(゚´Д`゚)゚。
ユニは脱いでいたのだが、
拭う汗はトラタオルにて ^^;
タオルは公権力から使用許可がでた!

(そんなアホな)

来年こそは堂々とペナントを携えて、
福岡に乗り込みたいものである。

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