太宰府の登龍門

九州国立博物館は
太宰府天満宮の境内にあります。
楼門を見上げると...
飾りが掲げられていました。
飛龍天神ねぶた」という飾りで...
太宰府天満宮に伝わる登龍門伝説と
永年交流があるという
青森県の「ねぶた」とのコラボ...
灯が入るとこんな感じになるそうです。
特別受験合格祈願大祭」というのが
10月18日にあったので、
参拝した日にも残されていたようです。
なぜ10月18日かというと...
菅原道真が33歳の若さにして、
学者として最高の位であった
文章博士(もんじょうはかせ)になったのが、
元慶元年(877年)10月18日にちなむ。

正面に唐破風状の向拝がついた拝殿の、
右側の欄間にも「登龍門」があります。
登龍門伝説では、上流に登った中で、
龍門の地にある険しい瀧を飛び越えた鯉は
龍になるといわれています。
龍は王者、つまり立派な人のこと。
鯉は左手にもみられました。
鳳凰
そして獅子
 こちらは菅公ゆかりの梅の彫刻
 楼門は1914年(大正3)の再建です。
なかなかお目出度い意匠です。
こちら右近の橘。
実がなっているのはじめてみました。
天満宮といえば「鷽」(うそ)です。。。
おみくじは 「鷽鳥みくじ」 を引きました。
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2015年には栄光の年にしたいものです。 

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