シャネル「モード、それは私だった」
<その名がつくと、ただのバックの値がたちまちはねあがる。
ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネルーオーラを授ける
「名前」の魔力。このマジカル・ワールドの謎を解く鍵は、
メゾン「誕生」のシーンにあった!贅沢を売りたい人、
買いたい人、どちらも必読。「ラグジュアリー」の本質に
迫る、ブランド文化論の決定版。>
山田登世子さんの『ブランドの条件』
(岩波新書)の
ブックカバーにある文章だ。
虎次郎は「こだわり」ではないが、
ある意味ブランドが好きだ。
このツールは、このブランドという風に。。。
誰もが知っているブランドである <シャネル>。
ルイ・ヴィトンなどが貴族の
お抱えデザイナーであったのと違って、
ココ・シャネルは当時のモダンガールの象徴。
アメリカではフラッパー、
フランスではギャルソンヌと言うのだとか、
若さを強調する一つのモードがあった。
その象徴がショートカットだった。
シャネルがジャーナリストに答えたインタビューの
こんなやりとりが紹介されていた。
ーーあなたは髪を切らせて、
最初の革命を起こしましたね。
ーーちがうわ。
私は自分で髪を切ったのよ。
ーー他の女性たちは
あなたの真似をしました。
ーー彼女たちが私の真似をしたのは、
私が素敵に見えたからよ。
もし時代の中で何かはやったものが
あったとしたら、
それはショートカットじゃないわ。
流行したもの、それは私よ。
フランス語直訳だと最後の部分は、
「モード、それは私だった」
シャネルにはイミテーションによるジュエリー、
そしてコピーされるブラントといえば、
<シャネル>になった。
真似されることコピーされること。
それは本物が素晴らしいから、、
とシャネルは今でも
自慢げに思っているのだろう。
ちなみに虎次郎のブランド好きはというと、
クルマは <NISSAN>
パソコンは <Mac>
財布や鞄は <COACH>
ウェアは <LL.Bean>
スポーツウェアは<CANTERBURY>
そして<CHANEL>は、エゴイスト!?